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こむら返りの原因と対処法。こむらがえりは命にかかわる病気の可能性も!?

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突然足に激痛が走るこむら返り。寝ているときに起こることも多く、頻繁に起こると睡眠も阻害され疲れがたまってしまいますよね。そんな厄介なこむら返りですが、なぜ起こるのかご存知でしょうか?

今回は、こむら返りが起こる原因や起きたときの対処法などについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

 

こむら返りとは?

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こむら返りとは、簡単に言うと足がつる症状のことをいいます。腓(こむら)がふくらはぎのことを指しているだけあり特にふくらはぎに起こることが多く、つった経験のある人はわかると思いますが、激しい痛みを伴うものです。

男性よりも女性に多いと言われており、ふくらはぎだけでなく太ももや肩などの別の部位で起こることもあります。

 

こむら返りが起こるタイミングとして悩んでいる人が多いのは、就寝中です。運動中など日常生活の中で起こることもあるのですが、その場合はほとんどが一過性であるのに比べて、就寝中のこむら返りは一度起こってしまうと癖のようになり何度も繰り返しがちであるとされています。

 

こむら返りは症状が出ても数秒から数分でおさまることが多いですが、まれにあまりに重い症状の場合は2日、3日経っても痛みがとれきれないというケースもあります。それが原因となり、後遺症が残ってしまうことも…。

そのため、一度起きたら自分の足の状態をよく確認してみましょう。疲れがたまっていたり、はたまた何か病気が隠されているかもしれません。

 

こむら返りの原因

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こむら返りの原因として考えられるものをご紹介します。

 

筋肉の疲労

ふくらはぎは、足の中でも意外によく使われる筋肉です。疲れもたまりやすく、慣れない立ち仕事や激しい運動などをすると筋肉が疲労し、支えきれなくなった筋肉が痙攣異常収縮を繰り返すことによってこむら返りが起こります。日常的に運動をしていない人の場合は、運動不足によって起こる場合も多いです。

 

血行不良

体が冷えていたり、筋肉量が低下していたりすると血行不良状態になってしまいます。すると、筋肉の収縮をうまくコントロールできなくなりこむら返りが起こるということも考えられます。

 

水分・ミネラルの不足

血液中の水分量・ミネラル量が低下すると、細胞が正常な状態をキープすることが難しくなります。大量に汗をかいたあとや、暑い日に水分補給をしないままでいたりするとこむら返りが起きやすくなります。

 

骨盤のゆるみ

骨盤がゆるむことにより血行が悪くなり、体が冷えることによってこむら返りが起きやすくなります。特に妊婦さんの場合はどうしても骨盤がゆるんでしまいますので、妊娠中には起こりやすいと言われています。

 

こむらがえりは病気の可能性もある

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日常で考えられる原因についてご紹介しましたが、実は病気が原因している可能性もあります。

考えられる病気をいくつかご紹介します。

 

腎不全

腎不全は、腎臓の機能が低下してしまう病気のことです。腎臓は体内にある有害物質を排泄したり血圧をコントロールする重要な臓器なのですが、腎不全になるとそれらの機能が低下してしまうため、血液中のミネラルバランスが崩れることによりこむら返りが起きるといったことも考えられます。

 

多発神経炎

手足の先に左右対称に麻痺を生じるようになる病気です。足をつるだけでなく、手足の先が痺れるような感覚があれば多発神経炎を疑ってみると良いかもしれません。症状が進むと、麻痺は全身に広がっていきます。

 

甲状腺機能低下症

甲状腺機能低下症は中高年の女性に起きやすく、甲状腺が腫れるのが特徴的です。この病気が原因でこむら返りが起きている場合は、つる痛みだけでなく痺れや痙攣なども伴うことが多いです。

 

電解質代謝異常

体を正常に保つには電解質が非常に重要な役割を担っているのですが、それらが異常を起こすと血中のミネラルバランスが崩れ、こむら返りが起きやすくなります。中でも深く関わっているのはナトリウムカリウムです。他にも、カルシウムやマグネシウム、炭酸などの異常も考えられます。

 

閉塞性動脈硬化症

両足に流れている動脈が硬くなり、下半身に血液が流れにくくなる病気です。閉塞性動脈硬化症の場合、睡眠中だけでなく、日常生活においても歩くのが難しくなるほど頻繁にこむら返りが起こるのが特徴です。

 

こむら返りが起きたときの対処法

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こむら返りが起きてしまったときのための対処法についてご紹介します。

 

筋肉を伸ばす

こむら返りが起きたときには筋肉が異常収縮しているので、物理的に伸ばしてあげることが改善の近道になります。足を伸ばした状態で座り、つま先を持って手前にゆっくりと引っ張ってみましょう。座れない場面である場合には、立ち上がるだけでも効果的です。

 

マッサージをする

まず、痛みを除去したい場合には蒸しタオルなどをふくらはぎにあてて血行を促しましょう。痛みがある程度やわらいだら、やさしくさするようにマッサージすると効果的です。ただし注意点としては、痛みがあるうちに強い力でもみほぐそうとしたりはしないようにしましょう。痛みがひかなかったり、肉離れを起こすおそれがあります。

 

漢方を服用する

漢方の中でも、「芍薬甘草湯」というものがこむら返りに効果的とされています。血行を良くしたり痙攣を抑える効果があるので、頻繁なこむら返りに悩まされている人はぜひ漢方の使用も検討してみてはいかがでしょうか。服用方法については、事前に医師に相談してみましょう。

 

こむら返りを予防する方法

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こむら返りの予防に効果的な方法についてご紹介します。

 

適度な運動をする

運動不足は、血行不良や体を動かしたときの筋肉疲労の原因になります。こむら返りを予防するには、日常的に運動をするようにするのが効果的です。

とはいえ、今まで全く運動をしなかった人が突然ハードな運動をすると、それがこむら返りの直接的な原因になってしまいかねません。体をほぐすためという意識でかまわないので、いつもよりも歩く時間を少し増やしたり、エレベーターやエスカレーターではなく階段を利用したりと、日常に取り入れやすい軽い運動から始めてみましょう。ちなみに、家でも気軽にできる運動としては下半身を鍛えることができるスクワットがおすすめです。

なお、運動前や後に入念なストレッチをすることで筋肉の疲労を最低限に抑えることができます。

 

水分・ミネラルをしっかり補給する

スポーツで大量の汗をかいたあとや夏の暑い日などには、どうしても水分やミネラルが不足しがちです。こむら返りを防ぐためにはこれらをしっかり補給することが大切なので、意識して補給するようにしましょう。

なお、手軽に摂取するには、水分とミネラルを同時に摂ることができるミネラルウォーターがおすすめです。

 

マッサージをする

入浴後などの体が温まっている状態のときに、ふくらはぎを優しくマッサージするのもおすすめです。日常的にマッサージを取り入れることにより、筋肉をほぐすだけでなく血行も促進させることができます。

 

バランスの良い食事をする

こむら返りは、栄養バランスが偏ることにより起きやすいとされています。タンパク質やアミノ酸、カリウムやマグネシウムなど、体に必要な栄養素をバランスよく摂り入れるよう心がけましょう。

 

まとめ

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いかがでしたでしょうか?

こむら返りは突然起きるものなのでびっくりしてしまいますし、頻繁になる人にとってはとても厄介なものですよね。

でも、正しい対処法や予防法を実践すれば改善することが期待できます。運動不足や水分不足などが原因の場合は、すぐにでも日々の生活を改善してみてください。もしもなかなか治らなかったり他の症状を併発している場合には、すぐに医療機関を受診してみましょう。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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