妊活

体外受精後は自然妊娠しやすい!?詳しく調べてみました!

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妊活をしようと考えている人や、不妊治療を行っている人にとって気になるのが「体外受精」です。ここでは体外受精にまつわる疑問について解説していきます。体外受精とはどういったものなのか、妊娠する確率や流産する確率・考えられるリスクについてみていきましょう。

 

不妊治療のひとつ、体外受精(IVF)とは?

体外受精とは、不妊治療のひとつです。英語で体外受精を意味する「In Vitro Fertilization」を略して、「IVF」と表記されることもあります。

 

体外受精は、赤ちゃんをなかなか授からず、不妊の原因を特定する検査を受けても原因が分からなかった場合に行われる方法です。とはいっても、最初から体外受精に治療を行うケースは比較的少ないです。

 

一般的には、妊娠しやすい時期に性交を持つ「タイミング法」、薬や注射で排卵を促す「排卵誘発法」、採取した良好な精子を、妊娠しやすい時期に子宮内に注入する「人工授精」といった治療法を行って妊娠をしなかった場合にステップアップとして用いられます。

体外受精ではどんなことが行われるの?

体外受精では、膣から卵子を取り出し、体外で受精させて数日後に受精卵を子宮に戻します。中でも受精から2~3日で子宮に戻す場合を初期胚移植(IVF-ET)と呼び、受精後5~6日後、ある程度、受精卵を成長させてから子宮に戻すケースを胚盤胞移植(IVF-BT)と呼びます。

 

このほか、一度の体外受精でたくさんの受精卵ができた場合、子宮に戻す受精卵以外を凍結し、2人目望む場合やこのとき認しなかった場合に子宮へ戻す凍結胚移植もあります。

体外受精後に自然妊娠することはある?

日本産科婦人科学会が体外受精治療中の自然妊娠に関する可能性を明記したり、確率を述べていることはありません。しかし、体外受精の治療中や体外受精後に自然妊娠をするとういうケースは、稀ではあるものの実際にみられます。

 

体外受精後に自然妊娠した要因は、未だ不明ですが、考えられるものとして、体外受精による卵管や卵巣への刺激が卵胞発育を促した、体外受精後、しばらく不妊治療をお休みしている間にストレスが軽減され、体へ良い影響を与えたというものなどが挙げられています。

 

また、1人目の子供は体外受精で授かったけど、2人目の子供は自然妊娠だったというケースもあるようです。

自然妊娠に関してはこちらの記事(【自然妊娠で赤ちゃんを授かる方法】確率は?双子の自然妊娠も狙える?)で詳しくご説明しています

体外受精の妊娠する確率(妊娠率)は?

日本産科婦人科学会による2012年のデータから、妊娠する確率をみていきましょう。なお、こちらのデータは「ART」という体外受精、胚移植、顕微授精、凍結胚移植のすべてを合わせたデータとなります。なお顕微授精とは、取り出した卵子と精子が自然に受精しない場合、精子を卵子の中に注入する方法を指します。

治療周期数からみるART治療を受けた人の傾向

体外受精や顕微授精で行われた採卵の症例数と、凍結融解胚移植の症例数を合わせたものを治療周期数と呼びます。要するにART治療を受けた女性の数ということです。

 

治療周期数の傾向を見ると、治療を受けるのは30代半ばから40代前半の女性が中心です。30歳で治療を受けた女性は1万人に満たないのに対し、35歳になると2万人に達します。最も多いのは39~40歳の女性で、3万人弱となっています。44歳前後の女性も約2万人の人が治療を受けており、45歳以降になると少しずつ治療を受ける人が減少する傾向にあります。

妊娠率の傾向

26歳~31歳までは妊娠率にそれほど差はなく、30パーセント弱という傾向です。32歳以降からゆるやかに低下し始め、38歳で妊娠率が20%前後となります。39歳~41歳ごろまでは20~10%の間を推移しますが、42歳以上になると10%を下回ります。

体外受精の流産する確率は?

「体外受精は流産する確率が高いのでは?」と心配する方は多いのではないでしょうか。ひき続き、日本産科婦人科学会による2012年のデータから、ARTによる流産率をみていきましょう。26歳~30歳までの流産率は、10%台半ば~後半を推移しています。

 

31歳以降からはゆるやかに上昇し始め、34歳になると流産率が20パーセントに達するようになります。その後も流産率は上昇し、39歳で30パーセントに達します。40歳代になると流産する確率の上昇が著しくなり、41歳では40%、43~44歳ごろでは50パーセントに達するようになります。

流産する確率が高まるのは体外受精も自然妊娠も同じ

「体外受精は流産する確率が高いのでは?」と心配する人もいるかもしれませんが、現段階で「体外受精は流産率が上がる」という医学的な根拠はありません。また、年齢を重ねることによって流産する確率が高まるのは、体外受精も自然妊娠も同じです。

 

こうした点から、妊娠を希望しても赤ちゃんをなかなか授からない人は、治療を先送りせず、早めに産婦人科でその原因をつきとめることが大切とされています。

自然妊娠との違いは?体外受精で考えられるリスク

高齢出産によるリスクは体外受精も自然妊娠も同じですが、一方で体外受精だからこそ考えられるリスクも存在します。たとえば、卵子を取り出す際に使用する「排卵誘発剤」や、採卵を行う際の体への影響が挙げられます。

排卵誘発剤の使用によるリスク

排卵誘発剤の使用で起こりやすいリスクが、「卵巣過剰刺激症候群」です。その名の通り、卵巣が過剰な刺激を受けたことによって卵巣が膨張してしまい、さまざまな症状があらわれます。自覚できる症状には、以下のようなものがあります。

下腹部に張りを感じる

卵巣過剰刺激症候群で卵巣が膨張すると、お腹や胸に水が溜まってしまいます。これを、腹水といいます。腹水が溜まると、常に下腹部に張りを感じたり、見た目にもお腹全体が出てくるといった症状がみられることがあります。

急激な体重の増加

腹水が溜まることによる体重増加も自覚症状のひとつです。排卵誘発剤の使用後、生活習慣に変化がないのに急激に体重が増えたという場合は、卵巣過剰刺激症候群の疑いがあります。

尿の量が少なくなる

卵巣過剰刺激症候群になると、脱水に似た状態が続くため、尿の量が少なくなる傾向がみられます。このほか、喉が渇きやすくなったというような体の変化にも注意が必要です。これらの症状が起こるのは、薬によって血液の濃縮が起こったためとされています。

吐き気・嘔吐

お腹全体に水が溜まると、自然と内臓が圧迫されるようになります。その結果、吐き気を感じたり、嘔吐するケースもみられます。

重い症状がみられるケースは?

厚生労働省によると、重い症状(重篤な副作用)がみられるケースは少ないとされています。しかし、卵巣過剰刺激症候群の発見が遅れると腎不全や血栓症といったさまざまな合併症を引き起こす可能性があります。家族とともに体の変化に気をつけ、早期発見を心がけることが大切です。

採卵を行う際のリスク

採卵を行うときには、膣から細い針を刺します。その際に細菌が体に入り込んでしまうと感染症による強い腹痛や発熱がみられることがあります。また、針をさしたときに起こる出血が大量になってしまうと、輸血や別の治療が必要になることがあります。

 

まとめ

不妊治療のひとつである体外受精について、いかがでしたか?赤ちゃんが欲しい夫婦にとって体外受精は気になることですが、不安もたくさんあることと思います。治療法やリスクについて気になることがあれば、積極的に産婦人科で相談しましょう。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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