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高血圧

高血圧と診断される数値の基準は?180はリスクあり

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日本の高血圧患者は約4300万人

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高血圧治療ガイドライン2014によると、日本の高血圧者数は推定で約4300万人とされています。また、高血圧に起因する死亡者数は年間約10万人ともいわれているのです。これは喫煙に次いで多い数字とされています。いかに高血圧が健康において高リスクなものかが分かりますね。

 

 

高血圧による健康被害を減らすため、原因となる食事や生活習慣の見直しなど、取り組みが行われています。そんな取り組みのひとつが、高血圧診断の基準となる数値を知ることです。男性は50歳代以上、女性は60歳代以上になると6割以上の人が高血圧になるといわれています。早めに高血圧について知っておきましょう。

高血圧の診断基準になる数値・正常でも注意が必要な数値

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高血圧と診断される数値はどれくらいなのか、高血圧治療ガイドライン2014をもとに解説します。

高血圧の数値

Ⅰ度高血圧

収縮期血圧が140~159かつ・または拡張期血圧が90~99

Ⅱ度高血圧

収縮期血圧が160~179かつ・または拡張期血圧が100~109

Ⅲ度高血圧

収縮期血圧が180以上かつ・または拡張期血圧が110以上

(孤立性)収縮期高血圧

収縮期血圧が140以上かつ拡張期血圧が90未満

 

高血圧は程度によって3つの分類に分けられます。なお、(孤立性)収縮期高血圧は、収縮期血圧だけが上昇する高血圧のことです。

注意が必要な正常域血圧

現状ではⅠ度高血圧の数値に達していませんが、注意が必要になる血圧を「正常域血圧」といいます。正常域血圧は3つに分類することができ、合併症に注意が必要な「至適血圧」、正常値の範囲でも高めの数値な「正常高血圧」、これらの中間に位置する「正常血圧」があります。それぞれの数値は以下の通りです。

至適血圧

収縮期血圧が120未満かつ拡張期血圧が80未満

正常血圧

収縮期血圧が120~129以上かつ・または拡張期血圧が80~84

正常高値血圧

収縮期血圧が130~139かつ・または拡張期血圧が85~89

合併症リスク別・高血圧治療で目標とする数値

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高血圧の診断を受けたら早めに治療を開始することが大切です。治療は減塩やカロリー調整による食事療法や、運動といった生活習慣の見直しから始まります。年齢や高血圧の程度に応じて一定期間、こうした治療を試みた結果、血圧の改善が見られなかった場合、降圧薬による治療が開始されます。

 

治療には「降圧目標」という血圧の数値の目安があます。一般的には140/90mmHgが目標基準ですが、年齢や合併症を患っている場合などによってその数値が変わってきます。

糖尿病合併高血圧の高圧目標

高血圧の合併症の代表ともいえる糖尿病を合併した場合、降圧目標となる数値は「130/80mmHg」となります。140/90mmHgの数値が測定された場合は、ただちに降圧薬に使用が必要となるケースがあります。

高齢者高血圧の降圧目標

高齢者の高血圧なるべく薬を使わず治療を行います。降圧目標となる数値は74歳までは「140/90mmHg未満」です。75歳以上になると、「150/90mmHg未満」となります。

年齢・性別ごとの平均的な血圧の数値

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高血圧の危険性が注目されるにともない、健康的な血圧を維持するための取り組みが行われています。そのため、日本人の血圧は年々、低下する傾向にあります。高血圧治療ガイドライン2014による、2010年の年齢・性別ごとの血圧の平均値は以下の通りです。自分の血圧の数値と比較してみましょう。

男性の血圧平均値

30代:収縮期血圧122.4mmHg/拡張期血圧78.1mmHg
40代:収縮期血圧127.4mmHg/拡張期血圧83.4mmHg
50代:収縮期血圧137.2mmHg/拡張期血圧86.8mmHg
60代:収縮期血圧140.8mmHg/拡張期血圧84.3mmHg
70代:収縮期血圧144.1mmHg/拡張期血圧80.9mmHg

女性の血圧平均値

30代:収縮期血圧112.0mmHg/拡張期血圧70.3mmHg
40代:収縮期血圧121.0mmHg/拡張期血圧78.4mmHg
50代:収縮期血圧129.7mmHg/拡張期血圧80.3mmHg
60代:収縮期血圧138.2mmHg/拡張期血圧81.4mmHg
70代:収縮期血圧140.2mmHg/拡張期血圧76.8mmHg

妊婦の高血圧について

女性においては妊娠に関連した高血圧にも注意が必要です。妊婦が注意すべき高血圧には、以下のようなものがあります。

妊娠高血圧

妊娠20週以降に初めて高血圧を発症し、分娩後12週までに正常に戻る場合を指します。診断基準となる数値は、収縮期血圧140mmHgもしくは拡張期血圧900mmHg以上です。

妊娠高血圧腎症

妊娠20週以降に初めて高血圧を発症し、かつ蛋白尿をともない、分娩後12週までに正常に戻る場合を指します。診断基準となる血圧の数値は上記と同じく、収縮期血圧140mmHgもしくは拡張期血圧900mmHg以上です。

加重型妊娠高血圧腎症

下記の3つが該当します。
1)高血圧が妊娠前や妊娠20週までに認められ、なおかつ妊娠20週以降の蛋白尿をともなうケース
2)高血圧と蛋白尿が妊娠前や妊娠20週までに認められ、妊娠20週以降に両方の症状が悪化するケース
3)蛋白尿のみ有する腎疾患が妊娠前あるいは妊娠20週前に認められ、妊娠20週以降に高血圧を発症したケース

子癇

妊娠20週以降に初めてけいれん発作を起こし、なおかつてんかんや二次性のけいれんが認められない状態を指します。

一時的に数値が上がる高血圧

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高血圧の中には時間帯や環境によって血圧がグンと上昇するケースがあります。これらは「かくれ高血圧」と呼ばれ、高血圧治療を行っていない場合はあまり耳にすることのない名前ですが、大切なことなので知っておきましょう。

仮面高血圧について

病院での血圧測定では正常な数値だったのに、家庭で血圧測定すると高血圧になる状態を指します。高血圧になる時間帯によって、以下のように分類されます。

早朝高血圧

睡眠中や早朝、寝起きにかけて高血圧になります。最も多い仮面高血圧です。診断基準となる数値は135/85mmHgとなります。

昼間高血圧

職場でのストレスなどが原因で高血圧になることから、職場高血圧と呼ばれることもあります。診断基準となる数値は135/85mmHgです。

夜間高血圧

本来は血圧が下がるべき睡眠時にも血圧が高い状態を指します。診断基準となる数値は120/70mmHgです。

白衣高血圧について

白衣高血圧は高血圧治療中の方の約15~30パーセントにみられる高血圧です。病院での血圧数値が収縮期140mmHgかつ・または拡張期90mmHg以上で、家庭血圧が収縮期35mmHg未満かつ拡張期85mmHg未満あるいは、24時間平均血圧が収縮期130mmHg未満かつ拡張期80mmHg未満である場合、これに該当します。

 

医師の白衣を見たことによる緊張によって血圧が上がってしまうと考えられています。ガイドラインでは糖尿病への移行リスクが高いとされているため、注意が必要です。

血圧の数値は常に変化している

高血圧の数値について、お分かりいただけたでしょうか?血圧の数値は、実は1日の中でも常に変化しています。そのため年に数回の病院の検診で測定するだけでなく、家庭でも定期的に測定することが理想的です。

 

血圧の数値の上昇を早めに把握することで、高血圧の早期発見や合併症のリスク回避につなげることができるようになります。生活習慣病が気になりだしたら、血圧の数値にもぜひ、注目してみましょう。
 

 

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