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ヘルパンギーナの症状や治療とは?手足口病やプール熱との違い

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夏風邪と言われるものにも種類がある

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ヘルパンギーナという言葉を知っている人はどのくらいいるでしょうか。名前から推測してヘルペスの仲間と思う人もいるかもしれません。お子さんがいる親御さんならご存知の方も多いでしょう。

ヘルパンギーナとはいわゆる夏風邪とされるものの1つです。夏風邪といって挙げられるものにはこのヘルパンギーナの他に手足口病や咽頭結膜熱、いわゆるプール熱があります。

 

このヘルパンギーナとはどのような病態なのでしょうか。また他の夏風邪との違いはどのような点なのでしょうか。ヘルパンギーナについてその病態や治療、そして手足口病やプール熱との違いを紹介していきます。

 

ヘルパンギーナの病態とは

ヘルパンギーナとは夏風邪の1種と上述しましたが、乳幼児に流行しやすいウィルス性の感染症の1つということです。

原因ウィルスとしてはコクサッキーウィルスエコーウィルスといった風邪の原因ウィルスで、エンテロウィルス属に入ります。

エンテロウィルス属のウィルスは手足口病など他の夏風邪の原因にもなります。

 

ヘルパンギーナの場合はコクサッキーウィルスによる場合がほとんどのようです。発症年齢は5歳以下が全体の90%を占めるとされ、1歳代に発症することが最も多いとされています。

 

エンテロウィルス属は他の動物などを媒介することはなく、ヒトからヒトにうつっていきます。主な経路は飛沫感染接触感染糞口感染とされています。

コクサッキーウィルスやエコーウィルスに感染すると、2~4日の潜伏期間を経て発症します。突然の発熱が多いようです。発熱に続いてのどの痛みが出現し、のどの粘膜が赤く腫れたり水疱ができるということです。

 

発熱は2~4日で軽快し、それに遅れてのどの症状もよくなるとされています。

ほとんどの場合は予後良好なようですが、発熱したときに熱性痙攣を伴ったり食欲不振や脱水を呈することもあるようです。

 

鑑別診断としてはヘルペスによる歯肉炎口内炎、手足口病などが挙げられています。

またヘルパンギーナの合併症としては、無菌性髄膜炎急性心筋炎などが挙げられています。無菌性髄膜炎の場合は頭痛や嘔吐、急性心筋炎の場合は道機や息切れ、呼吸困難やむくみなどの症状がみられないかに注意が必要とされています。

 

では次はヘルパンギーナの検査や治療についてみていきましょう。

 

ヘルパンギーナの検査や治療

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ヘルパンギーナの診断には、患者の口腔内やのどの粘膜、便などからウィルスやウィルス抗原を検出します。血液検査でも可能とされていますが、正確さなどの面からあまり行われないことが多いようです。

実際には臨床所見によって診断されることがほとんどとされています。

 

ヘルパンギーナは夏風邪の1種と述べたように、風邪に対する特異的な治療はありません。発熱やのどの痛みなどに対する対症療法がメインとなります。

しかし脱水や無菌性髄膜炎、急性心筋炎などの場合は入院が必要な場合もあるようです。

 

ヘルパンギーナの感染経路は飛沫感染や接触感染と述べたように、患者がばらまくウィルスとの接触を避けることが予防になります。具体的にはマスクや手洗い・うがいの励行、食器やタオルの共有を避けるなどが挙げられています。

 

また子どもが感染した場合に便や嘔吐物の処理を介して親にうつることもあります。親の場合には不顕性感染であることも多く、そこから家族に拡がっていくこともあるようです。子どもが感染している場合にはその親や家族も注意するようにしましょう。

大人の場合でも抵抗力や免疫力が低下している場合には症状が出現し、ひどい場合には高熱を出すこともあるようです。

 

ヘルパンギーナは感染症法の第5類に指定されており、全国の病院で定点観測がされています。ドクターにはヘルパンギーナを確認した場合には報告義務があるということです。しかし、学校保険法では学校感染症に指定されていないので出席停止などの措置はありません。

 

エンテロウィルスの特徴として、症状が消失しても長い場合は1ヶ月程度ウィルスが排出されます。ほとんどの場合は症状が軽いことと合わせて、この間出席停止にするのは現実的ではないため定められていないとのことです。流行を阻止するということは難しいことから本人の体調によって考慮されるものとされているようです。

 

ただし流行の大きさなどによっては学校長が保険医の意見を参考に学級閉鎖などの措置をとることがあります。

 

では次は、夏風邪と言われるヘルパンギーナ・手足口病・プール熱のそれぞれの特徴など違いについてみていきましょう。

 

ヘルパンギーナ・手足口病・プール熱の違いとは

ここまででヘルパンギーナのことについては理解してもらえたかと思いますが、手足口病やプール熱との違いをみていくに当たって改めて整理します。

 

ヘルパンギーナの特徴としては、突然の発熱で始まることが多く38℃を越える高熱になることが少なくないようです。発熱に遅れてのどの痛みが出たり水疱の形成などがみられるとされています。5歳以下に多く、1歳代が最多です。

 

これに対して手足口病の特徴としては、病名の通り手足や口の中に水疱ができることが挙げられます。発熱もみられますが、多くは微熱ということです。これも5歳以下に多く、2歳以下に起こりやすいとされています。

 

最後の1つであるプール熱の特徴としては、目にも症状が出るというところです。正確には咽頭結膜熱という病名の指す通り、のどや眼の痛み、充血に伴って発熱などの症状が出ます。プール熱による発熱も38℃を越える場合が少なくないとされています。これも5歳以下に多いですが、小学生でも多く起こります。

 

3つの疾患の特徴を挙げてきましたが、似ているところや違うところなど主なものは理解してもらえたでしょうか。

 

高熱の場合には眼の症状があればプール熱、みられないようであればヘルパンギーナが疑われます。口の中やのどの水疱の場合には高熱を伴えばヘルパンギーナ、微熱で留まれば手足口病が疑われるということです。

 

しかしこれらはあくまで参考にしかすぎないので、病院でしっかりと診断をうけるようにしましょう。風邪の1つということで、他の疾患もそうですが感染時の個人の抵抗力や免疫力が症状の発現や程度に影響します。

 

ここに挙げてきた症状が絶対というものではありません。また、プール熱の場合には学校保険法で学校感染症に指定されています。プール熱は感染力が他に比べて強いという特徴もあります。感染が確認された場合には出席停止になるので、無用に感染を拡大しないためにも病院での診断が必要です。

 

症状が急激に悪化した場合にはすぐ受診を

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ヘルパンギーナについてその病態や治療、そして手足口病やプール熱との違いを紹介してきましたがいかがでしたか?ヘルパンギーナも含めた夏風邪、というよりは風邪の特徴として対症療法がメインとなり自然に軽快していく予後良好な点が挙げられます。

 

しかし予後良好だからといって放置しておいて良いものではないということにも注意しましょう。上述したようにヘルパンギーナの場合であれば無菌性髄膜炎や急性心筋炎などが起こる場合もあります。頭痛や心不全の兆候などが見られる場合や、症状が急激に悪化した場合には早急に病院に行きましょう。

子どもの場合は自分で症状を訴えることができないこともあるので、早めに気付いてあげることで症状を重くさせないようにしてあげたいものですね。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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