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病気

外反母趾の治し方とは。歩けば歩くほどひどくなっていませんか?

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外反母趾とは

足の親指と人差し指の間が痛くなったり、親指の向いている方向がずれて痛みが出ている人は、外反母趾が疑われます。外反母趾とは、親指が外側を向き、そのさらに付け根の中足骨という骨が内側に拡がってしまう状態を指し、日本整形外科学会外反母趾診療ガイドラインでは、親指の軸と中足骨の軸とのなす角度が20度以上のものを外反母趾と定義しています。初めのうちは親指が外を向く程度だったものが、ひどくなってくると人差し指の上に重なってしまったり下にもぐったりという状態になります。こうなると親指のねじれはかなりの状態です。靴の機能が進歩したことに比べて、足の指などを使わなくなって機能が低下してしまったと言われていて、外反母趾を含めて扁平足など足の整形外科疾患は潜在的に増えてきているとされています。外反母趾に加えて起こっていることが多いのは、足裏の縦のアーチが崩れてしまう扁平足や横のアーチが崩れてしまう開張足などです。お互いに影響し合って症状が進行していってしまいます。

 

気付かずに外反母趾の場合も

外反母趾は症状がまったく出ないまま気付いたら親指の向いている方向が変わっていたというケースも多いようです。もちろん痛みが出る人もいますが、痛みが出るときは変形が進行しているときのみという意見もあります。痛みの度合いと変形の有無は必ずしも一致しないようです。ガイドラインでは20度と上述しましたが、親指の付け根から踵までの足の内側のラインと親指の爪の内側の延長線が一直線になるのが理想とも言われており、それより外を向く場合は外反母趾の予備軍のようです。さっそく自分の足趾をチェックしてみてください外反母指は、ある程度進行していくと歩けば歩くほど変形が進んでいってしまう疾患です。足の指を曲げる筋肉の一つは踵の方から親指の指先に付いています。正常な状態であればこの筋肉が縮むことで指が曲がります。

ここで、外反拇趾の場合を想像してみてください。

中足骨と親指の骨と上記の筋肉とで三角形ができるのはイメージできるでしょうか。そして、上記の筋肉が縮んで三角形の一辺が短くなると中足骨と親指の骨とでできる角の角度が鋭くなっていきます。つまり力を入れるほど変形が助長される方向に力が加わるという悪循環にはまってしまうのです。歩くときには必ず力が入りますので、歩けば歩くほどひどくなってしまうという状態になります。この段階でも痛みがない場合もあるので、気付くのが遅れやすいのです。

外反母趾の治療

外反母趾やその他の足の整形外科疾患は潜在的に多いと上述しましたが、痛みもなく特に日常生活に支障が出ることもないので放っているという人がほとんどだと思います。しかし、痛みがないから放っておくというのは間違いです。上述のようにどんどん変形していってしまいますし、人間は足元からエネルギーを作り出して歩いています。歩行周期では踵を地面についてから、最後に親指の付け根である母趾球で地面を押して反動をもらうのが理想とされています。しかし、外反拇趾ではこの母指球で上手く蹴ることができなくなるだけでなく、力が入ることによって変形が進んでいってしまうのです。また正常に地面から力を受けているときも一直線に足から順に力が伝わっていくのではなく、足や下腿、大腿と上がっていくにつれて力はねじれるように回転しながら伝わっていくのです。歩行周期の最後の、母指球の蹴り出しのところを例にとると、足の部分や下腿は上からみて時計回りに、大腿部は反時計回りに、骨盤のところではまた時計回りにといった形で伝わっていき、結果として身体が前に進んでいきます。外反母趾によって母指球でうまく蹴れないことによりこのねじれの力が正常に伝わらなくなると、膝の部分で問題が起きたり股関節の部分で問題が起きるようになります。将来の変形につながる場合もあるようです。
では具体的な治療にはどのようなものがあるのかというと、外反母趾用の装具やテーピング固定、インソールなどで、変形がひどい場合は手術を行うこともあるようです。またリハビリとして足の機能を回復させるために足趾のトレーニングを行ったり、バランスの改善を図ることもあります。足趾のトレーニングで注意が必要なのは、上述の三角形の頂点が鋭くなることのないように骨の位置や筋肉の走行を整えた状態で行うことが重要です。この点をリハビリセラピストとよく相談すると良いでしょう。

テーピング方法

外反母趾の治療で行われるテーピングについて、自分でもできる巻き方を紹介します。

外反母趾では親指の角度を戻したいと思いがちですが、それよりも重要な点があります。親指の付け根の関節を構成する中足骨の間を締めることです。ここを締めないといくら親指の向きを戻そうとしても中々戻ってきません。開張足を伴いやすいと上述したように、中足骨が内側に開いてしまうという点にも気をつけましょう。

テーピングはキネシオテープを使い、切ったものを3本用意します。1本目は親指の先から、中足骨の内側をなぞっていくとアーチが一番高い部分で骨の出っ張りに当たるところまでの長さに切ります。親指の長さより少し長めに切り込みを入れて片方を二股にしましょう。2本目は小指の先から、これも中足骨の外側をなぞっていくと先ほどと反対くらいのところで骨の出っ張りに当たるところまでの長さに切ります。同様に小指の長さよりも少し長く切り込みを入れて二股にしましょう。3本目は指の付け根の部分で足をくるっと一周できる長さに切ります。では順番に貼っていきましょう。

まずは親指のテープを貼ります。アーチの一番高いところの骨の出っ張りにまずテーピングをつけ、親指の根元まで貼ります。このときはテーピングを少し引っ張っても自然なテンションでもどちらでも構いませんが、あまり強く引っ張ることのないように気を付けましょう。その後親指を正常な位置に引っ張りながら、二股の部分を親指に巻きつけます。テーピングの効果で多少向きが戻っていれば大丈夫です。

次に小指のテープを貼ります。親指同様に中足骨の出っ張りから指の付け根まで貼って、その後小指に巻きつけましょう。小指もねじれている人が多いので戻しながら巻きましょう。

最後に指の付け根をテープで1周巻きますが、このときに中足骨同士を近づけるようにもしくは横アーチをつくるように両側から指で挟みながら1周巻きます。

これで完成です。親指を開いてから根元を締めると覚えてもらえば良いでしょう。

このようにテーピングや装具などで力の伝わりを正常に近づけること、つまり上述した三角形の角が鋭くなるような力の伝わりを防ぐことで歩くことや足趾のトレーニングが有効なものになります。

 

根気よく治療していくことが必要

外反母趾について、その病態や治療、そしてテーピングの方法を紹介してきましたがいかがでしたか?外反母趾が中々良くならないというのは、上述のように歩けば歩くほど良くない方向に力が加わってしまうという点があるからです。

外反母趾は経過が長くなりやすいことや日常生活に支障が出ないため治療を途中で止めてしまう人が多いですが、将来のことを考えるときちんと治療しておいた方が良い疾患です。通院する形や自分でケアする形などどのような形でも良いので、根気よく治療を継続していきましょう。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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