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とびひは掻いちゃダメ!うつる皮膚感染症 間違えやすい皮膚疾患との見分け方

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皮膚感染症の知識と対処

とびひなどの皮膚感染症について、みなさんどの程度理解していますか?細菌やウィルスなどの感染症は、人からうつったり人にうつしたりすることがある疾患であり、感染拡大を防止するために病態や感染経路などの正しい知識をもっておきたい疾患でもあります。

とびひの病態や感染について、そしてとびひと同じ種類の皮膚感染症や間違えやすい皮膚疾患についてみていくことで、皮膚の感染症について理解しましょう。知らないだけでいたずらに不安になったり無用な問題を引き起こしかねませんが、知っていれば慌てることはありません。

ではまずは、とびひの病態からみていきましょう。

 

とびひとは

とびひとは、正確には伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)と言います。とびひを引き起こす原因となる病原菌は化膿連鎖球菌やブドウ球菌とされていて、黄色ブドウ球菌やA郡β溶血性連鎖球菌、いわゆる溶連菌が多いようです。切り傷や擦り傷などの皮膚の怪我や、痒くて掻いてしまった部分から感染し症状を引き起こします。

多くは水ぶくれや水ぶくれが破れたあとのただれ、かさぶたなどが主症状でこれが全身に拡がっていくのが特徴です。とびひにも種類があり、まず一つ目は水疱ができて中に膿が溜まり、膿が流れ出てただれるといった水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)があります。日本ではこのタイプのものが多く、この場合は黄色ブドウ球菌が原因のようです。また、水疱の中に膿が溜まったあとに厚いかさぶたができるものもあり、痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)と言います。この場合は溶連菌が原因のようです。

水疱性膿痂疹は乳幼児に多く、夏場の暑い時期などに掻くことによって起こるようです。痂皮性膿痂疹の方は年齢に関係なく発症するとされていて、発熱やリンパ節の腫れなど全身症状を伴うこともあります。

治療は難しいものではなく、ブドウ球菌や化膿連鎖球菌に対して効果のある抗生物質を服薬することで治まっていきます。内服だけでなく塗り薬が一緒に出ることも多いようです。症状が拡がってしまう前に治療を開始すると治療期間も短くて済むとされています。また概ね1~2週間の範囲で処方されると思いますが、抗生物質は処方された量をきちんと飲み切らないと再発するだけでなく、もう一度服用してもその薬が効きにくくなってしまう場合があるので注意しましょう。症状が治まったからといって中途半端な状態で服用を止めるとまだ菌が残っている可能性があり、耐性菌といって抗生物質に強い菌をつくってしまう可能性があるのです。耐性菌の問題は重要なテーマとなっています。

ではとびひの病態を理解したところで、とびひの感染についてみていきましょう。

 

とびひはうつる?

とびひになると人との接触を避けたり、児童であればプールなどを止められたりすることから人にうつっていく疾患というイメージがある人も多いのではないでしょうか。上述したように、とびひの原因となるのは黄色ブドウ球菌やA群β溶血性連鎖球菌です。これらの黄色ブドウ球菌やA群β溶血性連鎖球菌は常在菌といって、普段から人間の身体に存在している菌です。表皮や鼻の中、喉の中などに存在していて、誰でももっている菌ということができます。

普段は皮膚がバリアとして、これらの菌に限らず外部からの細菌やウィルスなどの侵入を防いでくれています。この皮膚の防衛能力が何らかの原因で落ちてしまったときに感染が起こるのです。とびひであれば怪我などで皮膚が傷ついている場合や掻いた場合などです。つまり人から人への感染というよりは自分の皮膚の防御機能がはたらいているかどうかということが重要な点と言えます。最初から存在している菌なので、人から人への感染という点では考えること自体に意味はないのかもしれません。とびひが全身に拡がっていくのは患部を掻いた手で身体のあちこちを掻いてしまうからです。

ただし人から人への感染が起こらないということではないので注意が必要です。親が子どもの患部に触れて自分の身体を強く掻いたりすれば、発症する可能性は十分にあります。タオルなどを共有して使った場合なども可能性はあるでしょう。子ども同士であればなおさら触れ合った後に自分の身体を掻くということも起こり得ます。繰り返しになりますが、皮膚のバリアがうまく機能しているかどうかが重要な点です。

では次は、とびひと同じ皮膚感染症や間違えやすい皮膚疾患をみていきましょう。

 

とびひと皮膚疾患

とびひと同じように、黄色ブドウ球菌や溶連菌が原因となって起こる皮膚感染症には丹毒や蜂窩織炎もあります。これらは皮膚のどの層に起こるかによって分かれているので、順にみていきましょう。とびひは皮膚の表層の表皮で起こった感染です。上述したように表皮に水ぶくれができて剥がれやすくなり、かさぶたをつくる疾患です。

丹毒は表皮の下の真皮という層で起こった感染です。原因となる菌は同じですが発熱などの全身症状を伴って突然発症し、顔面や下腿で起こって拡がっていきます。表面に近い層ということもあって境界が明瞭な赤い腫れが拡がっていくことが特徴とされています。蜂窩織炎はさらにその下の真皮から皮下組織といった層で起こる感染です。丹毒とほどんど同じ病態ですが、下腿や足の甲に多いようです。少し深い層のため境界は不明瞭な腫れが拡がっていくとされています。さらにその下の層に感染が起こると壊死性筋膜炎と言い命に関わる状態になることもあります。丹毒などでも重症化していくと徐々に皮膚の層の感染が深くなっていくので、壊死性筋膜炎を起こさないようにするのが重要です。また、指先に起こる感染症はひょう疽とも言われ、これも壊死を起こす疾患です。

これらの疾患の治療は同じで、抗生物質の内服や塗り薬がメインとなります。繰り返しになりますが抗生物質は処方された分をきちんと飲み切ることが大切です。丹毒や蜂窩織炎の場合も、患部に触れた手で皮膚を傷つけるとうつる原因になることを覚えておきましょう。

とびひと皮膚疾患について、次はとびひと間違えやすい疾患をみていきましょう。

とびひと間違えやすい皮膚疾患としては、アトピー性皮膚炎『アトピーは治る?生活習慣の落とし穴!原因を知り今すぐ対策!』や接触性皮膚炎が挙げられます。アレルギーとなる物質に触れることで皮膚炎を起こしたり、接触性皮膚炎であれば洗剤や薬など原因に触れることで炎症や発疹などの症状が起こるものです。またウィルスが原因となる水いぼと呼ばれる伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)や、汗疹(あせも)、水ぼうそうとの鑑別も必要とされています。

 

感染を拡げないことが重要

とびひについてその病態や感染のしくみ、そして皮膚疾患をみてきましたがいかがでしたか?

誰もがもっている菌なので誰でも罹患する可能性がある皮膚疾患ですが、きちんと対処すれば怖い疾患ではないということです。ただし症状が進行して重症化すると、ときに命に関わる状態になることは覚えておきましょう。もし発症してしまった場合は掻いたりして症状が拡がるのを防ぎ、早期に受診しましょう。また上述のように耐性菌の問題もあり、処方された抗生物質が効かない場合もあるので症状の変化がみられない場合は再度受診することが必要です。皮膚の疾患は痕が残ってしまう場合もあるので、特に女性の場合は気になると思います。早めに受診して症状の軽いうちに治してしまうことで、肌の健康を保ちましょう。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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