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結膜炎って人にうつるの?結膜炎の種類は3つ・症状や治療法と注意点

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結膜炎をご存知でしょうか。眼科で結膜炎と診断される前に、「もしかしたら…」と思ったのでしたら、ちょっとこちらをご覧下さい。結膜とは何か、人に感染してしまうかどうか、種類があるのか、症状などをまとめました。

結膜って何?

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結膜炎の「結膜」はいったいどこにあるのでしょうか。上まぶたと下まぶたの裏にはそれぞれ「瞼(けん)結膜」、そして眼球自体にも白目部分に「球結膜」というものがあります。それらは薄い膜で、まぶたと眼球が滑らかに動くために必要なものです。膜といっても血管が通り免疫力もあるもので、この結膜があるおかげで、ゴミなど異物から目が守られているというわけです。

 

ただ、ウイルスや病原菌などは完全に防御することはできないので、身体の抵抗力が衰えていると炎症が起きることがあります。目、鼻、口は病原菌が入り込みやすくなっている部分です。目は炎症し、結膜炎として症状が出ます。では、結膜炎にはどのような種類があるのでしょうか。

結膜炎の種類

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結膜炎には、種類により人に感染するものとしないものがあります。また、感染しないものと合わせて三つの種類があります。家族のひとりが結膜炎になったとき、その違いを知っておくと対処の仕方も変わりますから、しっかり知識を入れておきたいですね。

◆感染する結膜炎

感染する結膜炎は以下の二つです。

◎細菌性結膜炎

細菌感染」により起こります。菌の種類はさまざまで、例えばインフルエンザ菌、肺炎球菌、黄色ブドウ球菌、表皮ぶどう球菌、クラミジア菌、淋菌など身近な細菌で感染します。

◎ウイルス性結膜炎

ウイルス感染」により起こります。ウイルスの種類は、アデノウィルス、エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどが代表的なものです。

◆感染しない結膜炎

感染しない結膜炎は、当然ですが人にはうつりません。結膜炎にかかっている人の触ったものなどで感染することはありません。

◎アレルギー性結膜炎

アレルギーですので、結膜炎にかかる人の持っている体質、アレルゲンにより発症します。ですので他人にはうつりません。

結膜炎の症状と治療法

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結膜炎の症状と治療は、原因によって違います。上でご紹介しました「細菌性結膜炎」「ウイルス性結膜炎」「アレルギー性結膜炎」のそれぞれでご説明いたします。

★細菌とウイルスの違い

ウイルスというのは、「インフルエンザウイルス」など様々なものがあります。細菌も「ブドウ球菌」などが知られています。この「ウイルス」と「細菌」の違いとは何だかご存知でしょうか。

 

細菌  

細胞を持つ単細胞生物で、自己を複製する能力があるので自己コピーで増殖します。「抗生物質が効きます。

ウイルス 

細菌より小さいもので、たんぱく質の外殻と遺伝子を持つ微生物ですが、他の生物に「宿生」することで自己をコピーし増殖します。「抗生物質は効きません。」そのウイルスに対して作られた「ワクチン」を使います。

◆細菌性結膜炎の症状と治療

細菌性結膜炎の症状は、目の充血、眼球の痛み、目ヤニが大量に出るなどです。治療は上でご説明しましたが「抗生物質」が効きます。発症原因の菌により、それぞれに合う「抗生物質」と「点眼液」の治療となります。治療期間は、一般的には1週間くらいで回復していきます。

 

ただし、「クラミジア」「淋菌」の場合は性病菌なので事情が変わります。両方とも黒目部分の「角膜」にまで炎症が及び、視力に影響が出ることもあります。また抗生物質による治療は有効ですが少し時間がかかるようです。

◆ウイルス性結膜炎の症状と治療

ウイルス性結膜炎の症状は、一般的に充血、大量の目ヤニ、腫れ、まぶた裏のブツブツ、異物感、まぶしく感じる、痛みなどです。また、特徴的なことは耳の前のリンパ節の腫れがあります。その部分に触れると痛みも感じます。眼科での診断基準にもなります。

◎流行性角結膜炎(はやり目)

アデノウイルス8型・19型・37型などがにより感染します。名前の通り、感染力が非常に強いことが特徴で潜伏期間は1~2週間で発症するようです。「角」という名前がついていますが、角膜(黒目部分)に炎症が起こったり小さな点状の濁りが出ることもあります。また、結膜に白い「偽膜」というものができることがあります。症状は1~2週間ほどですが、視力低下や痕が残ることもありますので完全に治るまで眼科で経過を診る必要があります

◎咽頭結膜熱(プール熱)

アデノウイルス3型、7型などにより感染します。「夏風邪」としても知られていますが、夏にプールで感染することから「プール熱」という呼び方もあります。しかし、飛沫感染や接触感染などでも感染します。名前にある「咽頭」とは「のど」のことですので、症状はのどの炎症と痛みがあります。他には、38度以上の高熱、そして結膜に炎症が起きます。咽頭結膜熱は、この3つの症状が特徴です。その他、下痢や腹痛なども起きることがあります。潜伏期間は感染から7日ほどのようです。

◎急性出血性結膜炎(アポロ病)

エンテロウイルス70型とコクサッキーウイルスA24型により感染します。アポロ病の名前の由来は、1969年に月面着率したアポロ11号のことで、ちょうど同じ年に大流行したことがによるものです。急性ということから、潜伏期間が1日という短さで発症しますが、角膜には炎症を起こしません。白目が真っ赤になることから「出血性」という名前になっています。この出血は徐々に吸収され元に戻ります。また、現在では大きな流行はないということです。

★ウイルス性結膜炎の治療

ウイルス性結膜炎の治療ですが、上でご説明しましたが「抗生物質」は効きません。また、ほとんどの場合特効薬はありません。治療は対症療法になります。それ以上症状が悪くならないように、炎症を抑える「点眼薬」と細菌の混合感染を避けるため抗生物質の「点眼薬」を処方します。

◆アレルギー性結膜炎の症状と治療

★アレルギーとは何か

人間の身体は、細菌やウイルスなど病原菌が侵入すると防衛し駆除する機能があります。その機能を免疫と呼びますが、ただその免疫システムは狂ってしまうことがあり、本来は「外敵」とはならないものにも働いてしまうのです。例えば、小麦や卵などの食べ物やハウスダスト、花粉、ダニの死骸などです。

 

これらが体内に侵入すると体から追い出すため、「鼻水」で流そうとしたり「咳」で出そうとしたり、熱で殺そうとしたりといった、間違った指令を出します。これがアレルギー症状です。これは目にも表れます。目は外界に直接触れる場所であるため、アレルゲンとなる花粉などが目に入りやすくなるので、発症しやすくなるのです。

◎症状と治療

アレルギー性結膜炎の症状は、主に目のかゆみ、涙目、目やに、充血などです。アレルゲンが入り込む場所により、鼻アレルギーや喉の炎症を併発することもあります。アレルギー性結膜炎の治療には「抗アレルギー点眼薬」を使います。他には「ステロイド点眼薬」などを使用する場合もあります。

注意点

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細菌性、ウイルス性結膜炎に感染してしまったら、以下のことに注意して人にうつさないようにしましょう。

 

 

・手を殺菌石鹸でよく洗う。
・手や顔を拭くタオルは家族とは別にする。
・目薬は自分専用にする。
・目をこすらない。目を触った手で物を触らない。
・お風呂は家族の一番最後に入り、終わりに湯を抜く。
・洗濯物は家族とは別々に洗い、日光で乾かす。
・学校や幼稚園などは文部科学省の規定により休む。
・会社などでは花粉症用のマスクを使用する。

 

また、治療は眼科でしっかり完治するまで続けてください。アデノウィルスの感染による結膜炎は悪化した場合には胃腸炎や急性呼吸器感染症などになる場合もあります。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。結膜炎は、他人にうつってしまうものとアレルギーによる結膜炎など、感染しないものもあります。もし他人から感染してしまったら、広めないようにしっかりと眼科で治療してください。また、放っておくとひどくなり視力が落ちたり、胃腸炎など他の場所に感染することもあるようです。どうぞお大事に。

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