ランクラボ

美容・健康・ライフスタイルに関するさまざまな話題・口コミ・ランキングをわかりやすくご紹介いたします。

腰痛

中高年の慢性腰痛に多い腰椎椎間板症とは?原因・症状・治療を解説

更新日:

中高年に腰痛持ちが多い理由

人間の脊椎(背骨)は、椎骨(ついこつ)と、椎骨同志の衝撃を避けるための椎間板(ついかんばん)というクッション材によって構成されています。

 

また、これらの椎骨は位置によって名称が異なり、首は頸椎(けいつい)、胸は胸椎(きょうつい)そして腰は腰椎(ようつい)と呼ばれています。そして、これらの骨は周囲の筋肉や人体によって支えています。

 

腰痛というと、中高年に多いイメージを持つ人は多いことでしょう。加齢とともに腰痛もちが増える理由は、腰椎や腰椎をつなぐ椎間板が老化し、変形するためです。

 

こうした体の変化は、程度の差はあっても誰にでも起こります。その結果、慢性的な腰の痛みを感じる人もいれば、腰痛が全くでないという人もいます。下記に当てはまる人は脊椎に負担をかけやすいため、とくに腰痛が生じやすいとされています。

 

・姿勢が悪い人(猫背、お腹が出ている反り返り)
・肥満体型の人
・筋力が低下している人

 

なお、これらの傾向に男女差はありません。

腰椎椎間板症とは腰椎と椎間板の変形による腰痛

加齢とともに腰痛もちが増える理由はお分かりいただけたでしょうか。こうした腰椎の椎骨と、これらをつなぐ椎間板が変形することによって生じる腰痛は、「腰椎椎間板症」と呼ばれます。

腰椎椎間板症が生じる原因

正常な椎間板は、クッションとしての役割を果たせるだけの厚みと弾力性があります。これは椎間板の中心にある髄核(ずいかく)に十分な水分があるためです。

 

しかし、椎間板が加齢とともに変化していくと髄核から水分が失われ、椎間板に厚みがなくなり、徐々につぶれていってしまいます。その結果、傷んだ椎間板が背中側にある神経を刺激して痛みを感じさせるようになるのです。

 

さらに、椎間板の衰えは、椎骨同志の衝撃を吸収したり、体を支える機能も低下させてしまいます。そして、これらの衰えを補うために、周囲の筋肉や靱帯、そして関節への負担が大きくなることも腰痛を引き起こす原因となります。

腰椎椎間板症の症状・特徴

腰椎椎間板症による腰痛は、慢性・急性どちらも起こります。そのほか、下記のような症状や特徴があります。

 

・起床時はとくに腰が痛い
・動き始めの腰痛がひどい
・体を動かすと腰の痛みが強くなる、
・前かがみの姿勢になると腰痛が激しくなる
・鼠径部(太ももの付け根)に痛みが生じることもある
・脚の痛みやしびれといった症状はみられない

 

腰椎椎間板症と椎間板ヘルニアの違い

椎間板が原因で生じる腰痛といえば、「椎間板ヘルニア」が有名です。椎間板ヘルニアは、髄核を包む線維輪(せんいりん)という組織にひびが入ることによって生じます。

 

線維輪にひびが入ると、中の髄核が飛び出したり、さらは外側にある後縦靭帯を突き破ったり、そこから髄核の一部がちぎれることもあります。椎間板がつぶれてしまう腰椎椎間板症との違いは、こうした痛みが生じるメカニズムにあります。

 

また、椎間板ヘルニアになると、腰痛だけでなく脚の痛み(坐骨神経痛)が生じることも特徴です。椎間板ヘルニアは、腰椎椎間板症から移行して生じることがあるため、腰椎椎間板症の疑いがある人は注意が必要です。

腰椎椎間板症とあわせて注意したい腰椎椎間関節症

腰椎椎間板症と同じく、腰椎や椎間板の老化によって起こりやすいのが「腰椎椎間関節症」です。椎間関節とは、左右に1対ある椎骨と椎骨が接触する部分です。

 

腰椎椎間関節症は、この椎間関節がすり減ったり、加齢とともに変形することによって生じます。また、関節部分が厚く大きく変化することもあることもあるようです。

腰椎椎間関節症の症状・特徴

腰椎椎間関節症には、下記のような症状や特徴がみられます。

 

・慢性的な腰痛
・起床時はとくに腰が痛い
・午後や夕方になると腰痛が和らぐ
・動き初めは腰が痛いが、体を動かすと徐々に緩和される
・状態を反らすと、とくに腰痛が激しくなる
・腰痛が左右のどちらかに強く出ることが多い

 

朝はとくに関節がこわばっているため、症状が出やすくなっています。また、腰椎椎間板症が体を動かすほどに腰痛が強くなるのに対し、腰椎椎間関節症は体を動かすと徐々に痛みが和らぐというのが、大きな違いとなっています。

腰椎椎間板症の治療はどのように行うの?

腰椎椎間板症の疑いがある場合は、整形外科を受診しましょう。検査の結果、腰椎椎間板症と診断されたら、症状の程度に合わせて治療が行われます。いずれも症状に対応する処置を施す対症療法が中心です。

症状が軽い場合の腰椎椎間板症の治療

腰痛はあるものの、日常生活に支障をきたすほどではない場合、経過観察と生活習慣の改善を主とした処置がとられます。薬などを使った治療法はとらず、まずは腰痛を引き起こす体を反らせるといった動作を避ける生活を心がけます。

 

そして腰の痛みが和らいできたら、無理のない範囲で少しずつ生活習慣に運動を取り入れるようにします。腰椎を支える周囲の筋肉を鍛えれば、腰痛の改善につながります。

症状が重い場合の腰椎椎間板症の治療

あまりに激しい腰痛で、日常生活にも支障をきたしているという場合は、さまざまな治療が行われます。治療法は以下の通りです。また、治療によって症状が軽減してきたら、腹筋や背筋を鍛えるため、少しずつ運動療法を取り入れていきます。

薬物療法

腰椎椎間板症の治療でまず行われるのが、薬物療法です。腰椎椎間板症においては、消炎鎮痛薬が用いられます。消炎鎮痛薬とは、患部の炎症や痛みを緩和するための薬です。

 

消炎鎮痛薬には内服薬(飲み薬)や座薬がありますが、腰椎椎間板症では多くの場合、内服薬が用いられます。内服薬によって胃粘膜が荒らされることがあるため、胃薬とあわせて処方されるのが基本となっています。

理学療法

理学療法では、筋肉の緊張をとることで痛みを和らげる温熱療法や、腰椎を固定するコルセットを着用する装具療法などが行われます。また、急性腰痛の場合は幹部を冷やすための冷却療法が行われることもあります。

 

原則として、薬物療法で腰痛の原因となる炎症や痛みが治まらなければ理学療法を行うことはできません。

神経ブロック療法

神経ブロック療法とは、痛みの原因となっている神経に対し局所麻酔薬を注射することで、直接痛みを遮断する治療法です。痛みが緩和されると筋肉から過剰な緊張がなくなり、血流も改善されていきます。注射時の痛みは個人差があるようです。

 

一般に神経ブロック療法は、2週間に1回程度の頻度で行われます。また、効果が持続する時間は1~2時間ほどとされています。

 

神経ブロック療法にかかる時間は、個人差があるもののおおむね20~40分程度とされています。注射自体はそれほど時間がかからないものの、注射後に休憩時間を設けるため、ある程度の時間が必要となります。

手術療法

腰椎椎間板症における手術療法は、上記の治療によって痛みが改善されなかったり、症状が悪化することによって日常生活に著しく支障をきたす場合に行われます。腰椎椎間板症では、脊椎固定術と呼ばれる手術を行うこともあります。

おわりに

中高年に多くみられる腰椎椎間板症はいかがでしたか?腰椎椎間板症に腰椎椎間板関節症、そして椎間板ヘルニアと、腰回りの椎骨や椎間板の老化が原因で起こる腰痛にはいくつかの種類があります。また、腰痛の原因によって治療法も異なってきます。独断で腰痛の原因を決めてしまわずに、必ず医療機関を受診して、自分に合った治療を行うようにしましょう。

腰痛でよく読まれてる記事

【腰痛に効く薬】通販・薬局で買えるオスススメ市販薬から病院の処方薬を一挙公開

このページでは、腰痛でお困りの方に『腰痛に効く薬』に関してわかりやすくまとめています。腰痛薬の成分や通販で購入できる腰痛 ...

【即効!】今すぐできる腰痛の5つの対処法!ストレッチ・コルセット・入浴・座り方・寝方

このページでは、つらい腰痛、なかなか治らない腰痛でお困りの方に腰痛が痛くなくなる方法や腰痛の予防をするための情報をまとめ ...

グルコサミンサプリ効果ランキング※関節痛みはこれで解決!

年齢を重ねる事で、足の関節が痛いという方が増えてきます。これは、足の間接部分にある軟骨が磨り減っている為に起こることが多 ...

The following two tabs change content below.
ランクラボ編集部

ランクラボ編集部

ランクラボ編集部では、美容・健康・ライフスタイルに関するさまざまな話題をいろんな確度からとりあげしっかりと調査しどなたでもわかりやすく紹介することを目的としたサイトです。 Facebookページ・ツイッターで更新情報配信中です。

年末の準備はできてますか?

カニ通販おすすめランキング
カニ通販おすすめランキング【絶対満足な口コミで人気のサイトを厳選】

年末にうれしいカニ!カニ通販で絶対満足できる口コミで人気のおすすめサイトをランキング形式でご紹介いたします。カニ通販で失敗しいないポイントやカニの種類別のおすすめ通販などカニを通販で購入するときのおすすめや注意点などをわかりやすくまとめたページです。カニ通販をするときにご利用ください。

-腰痛
-

Copyright© ランクラボ , 2017 All Rights Reserved.