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乳がん検査は重要だった!早期発見のための検査方法、症状を知っておこう

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乳がんとは

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乳がんは子宮頸がんと並んで近年女性のがんで注目されているものの1つです。乳がんの罹患率や死亡率は一貫して上昇しているとされており、乳がん検診がしきりに推奨されています。自治体によっては無料で受けられるところもあるようです。

乳がんも、早期に見つけることで適切な治療が行われれば予後良好な疾患とされています。

今回はそんな乳がんについて症状や検査、治療を紹介していきます。

 

乳がんの症状

乳がんの発生には、女性ホルモンの1つであるエストロゲンの関連が深いとされています。体内でエストロゲンの濃度が高いことがリスクになるようです。初潮が早いことや閉経が遅いことはこのリスクにつながるとされています。また妊娠中はエストロゲン濃度が低くなるとされ、出産経験のない女性は出産経験のある女性よりもリスクが高いようです。また経口避妊薬の使用や閉経後の女性ホルモンの補充薬なども同様にリスクが上がるとされています。

 

乳がんの症状としてまず挙げられるのは、胸のしこりとされています。後述するマンモグラフィ検査などによってみつかる以外のケースでは、自分でしこりに気付くということが多いようです。

腫瘍がだんだんと大きくなってくることによって自覚されやすくなります。ただししこりにも良性のものと悪性のものがあるなど、一概にしこりがあるから乳がんとは言えないということです。

乳腺症や線維腺腫、葉状腫瘍などでもしこりができるとされています。

 

乳がんの症状では、乳房にエクボのような窪みができるなどの皮膚の変化もみられるようです。乳がんが皮膚の近くに達することでエクボのようになったり、湿疹やただれができるとされています。皮膚がむくんだり、赤くなることもあるようです。

これらの症状も乳がん以外でも起こり、乳腺症や線維腺腫、蜂窩織炎などが挙げられています。

 

乳がんの症状としてはもう1つ、リンパ節の腫れも挙がります。脇の下の腋窩リンパ節や胸の中央にある胸骨のそばの内胸リンパ節、鎖骨の上の鎖骨上リンパ節が腫れると言われています。これらのリンパ節に乳がんからの転移が起こりやすく、乳がんの領域リンパ節と呼ばれているようです。

腋窩リンパ節では腫れやしこりが大きくなると腕のむくみや神経の圧迫によりしびれが起こることがあるとされています。

では次は、乳がんの検査をみていきましょう。

 

乳がんの検査

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乳がんの検査には触診によって乳房の左右差や皮膚の変化、しこりの有無を調べる他にマンモグラフィ検査、超音波検査、細胞診などの病理検査、CT・MRIなどがあります。それぞれみていきましょう。

 

マンモグラフィ検査とは、乳腺専用のレントゲン検査のことです。被曝を少なくするためにプレートで乳房を挟んで圧迫するため痛みを伴うとされています。病変の位置や広がりはわかりやすく、触診などではわからない小さな病変も見つけることができるとされています。乳腺の発達している若年者や乳腺の密度が高い人では超音波検査の方が適しているようです。

 

超音波検査では、乳房の表面からプローブという端子を当てて超音波の反射をみます。組織によって反射の度合いが違うことを利用した検査です。レントゲンなどのように被曝の心配はないとされ、妊娠中のどの時期でも受けられます。

超音波検査では乳房の中の病変の有無や、しこりがある場合にはその大きさや性状などをみることができるとされています。脇の下のリンパ節への転移も確認するようです。痛みなどは伴いません。

 

細胞診などの病理検査では、病変が見つかった場合にその一部を採取してがんかどうかを調べます。乳がんの場合の細胞診では、乳頭からの分泌液を検査する分泌液細胞診と病変を穿刺して行う穿刺吸引細胞診があるとされています。

細胞診でもがんが疑われた場合には、組織診といって病変の組織そのものを取り出して検査します。いわゆる生検で、確定診断に用いられるとのことです。

 

CT・MRIではがんが確定して手術や放射線治療などを行う場合に病変の広がりなど状態を把握するために行われます。造影剤を使うこともあるようです。

 

 

また、乳がんにも進行の程度を表すステージ分類があります。以下に挙げていきます。

 

0期  乳管内にがんが留まっているまたは皮膚にできるがんの1種であるパジェット病で、極めて早期のもの

Ⅰ期  しこりの大きさが2cm以外でリンパ節や他の臓器に転移していないもの

ⅡA期 しこりの大きさが2cm以下で脇の下のリンパ節に転移があるが可動性があるもの、もしくはしこりの大きさが2~5cmでリンパ節や他の臓器に転移していないもの

ⅡB期 しこりの大きさが2~5cmで脇の下のリンパ節に転移があるが可動性があるもの、もしくはしこりの大きさが5cm以上でリンパ節や他の臓器に転移していないもの

ⅢA期 しこりの大きさが5cm以下で脇の下のリンパ節に転移があり周辺組織に固定されているものあるいは内胸リンパ節に転移があるもの、もしくはしこりの大きさが5cm以上で脇の下のリンパ節または内胸リンパ節に転移があるもの

ⅢB期 しこりの大きさやリンパ節の転移の有無に関わらず、皮膚表面にしこりが認められたり皮膚の形状が崩れたりしているもの

ⅢC期 しこりの大きさに関わらず、脇の下のリンパ節と内胸リンパ節に転移があるもの、もしくは鎖骨の上下のリンパ節に転移があるもの

Ⅳ期 他の臓器に転移が認められるもの

 

これらのステージによって治療方針が変わってきます。では次は、乳がんの治療についてみていきましょう。

 

乳がんの治療

乳がんの治療には、外科手術や薬物療法、放射線治療などがありこれらを組み合わせて行うということです。

 

0期からⅡ期までは乳房の部分切除もしくは全切除を行い、放射線治療や薬物療法と組み合わせて術後の経過を追っていくとされています。

Ⅲ期やⅣ期では転移のために手術をしても改善の見込みがないことが多く、薬物療法や放射線治療をメインで行うようです。Ⅲ期ではこの薬物療法や放射線治療の後に、可能であれば外科手術を行うこともあるとされています。

 

乳房切除術では患者本人のお腹や背中などの組織もしくはシリコンなどで再建も行うようです。美容上の問題や精神衛生に関わる問題であり、ドクターとしっかりとコミュニケーションをとることが重要とされています。

 

薬物療法ではホルモン療法や抗がん剤による化学療法が行われます。手術やその他の治療の補助として行う場合や、手術前にがんの組織を小さくする目的、根治手術の困難な進行がんもしくは再発がんの場合の延命もしくは予後の生活向上の目的など組み合わせは様々です。

 

乳がんの予後としては、Ⅰ期までに見つかれば5年生存率は99.9%とされています。Ⅱ期で95.4%、Ⅲ期では80.3%のようです。

しかしⅣ期になってしまうと33%まで落ちてしまいます。できる限り早期に発見したいものですね。

 

乳がん検診を受けよう

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乳がんについて症状や検査、治療を紹介してきましたがいかがでしたか?乳がんも他のがんと同様に早期発見・早期治療が重要なのは言うまでもありません。

みなさんは世界的に広まっているピンクリボン活動をご存知でしょうか。乳がんの正しい知識を広め、乳がん検診の普及を推進することを目的とした活動のシンボルとしてピンクリボンが使われています。

この活動で普及が進んでいるようですが、冒頭でも述べたようにまだまだ増えている疾患です。早期に発見して予後を良好なものにするためにも、乳がん検診を定期的に受けましょう。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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