美容・健康・ライフスタイルに関するさまざまな話題・口コミ・ランキングをわかりやすくご紹介いたします。

ランクラボ

貧血

赤血球が多いときに考えられる原因・病気・対策まとめ

更新日:

このページでは赤血球が多くなる原因や、赤血球が多いことで起こりやすくなる病気、そして赤血球の数を適正な値まで減らす方法についてを解説しています。

血液の成分である赤血球は少なすぎると貧血になってしまいますが、増えすぎてしまうことでも様々な病気を引き起こします。健康診断などで赤血球が多いと指摘された人は、是非このページを最後まで読んでみてください。
 

赤血球が多いときに考えられる4つの原因


まず最初に赤血球数を上昇させる4つの原因について解説します。

もしかしたらこれら原因に思い当たる節があるのではないでしょうか?詳しくみていきましょう。

 

脱水

暑い日に運動をして汗を沢山かいたり、嘔吐や下痢により体内の水分が急激に減ってしまった場合、血液中の水分量が減って赤血球が一時的に増えてしまいます。

健康診断の時に朝から水分を控えたり食事を抜いていたりすると、軽度の脱水傾向となり赤血球数が増えてしまうことがあります。

 

肥満

肥満になり運動不足の状態が長く続くと、呼吸運動が少なくなるために血液中の酸素量が減る肥満性低換気症候群となります。

呼吸運動の低下は血液の酸素分圧が低下を引き起こし、腎臓から分泌される造血ホルモンの量が増えて赤血球が沢山作られるようになってしまうのです。

 

喫煙

タバコに含まれる一酸化炭素は血液中に溶け込み、酸素を運搬するヘモグロビンと結合します。

これにより体内での酸素の運搬能力が低下し、慢性的な酸素不足となります。

身体は血液中の赤血球の数を増やして酸素不足を解消させようとするため、血液中の赤血球が増加してしまうのです。

 

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群では、血液中の酸素飽和度が低下することで低酸素血症となります。

低酸素血症は身体にとって危険な状態であるため、血液中の酸素濃度を上昇させるために赤血球数を増やして酸素量を上昇させます。

睡眠時無呼吸症候群は、肥満により首周りの脂肪の量が増えることで軌道が狭くなっている人や生まれつき軌道が狭い人、舌が大きくて気道をふさいでしまう人、寝ている間に筋肉の力が弱まりって気道が狭くなってしまう人、扁桃肥大などが原因と考えられます。

 

多血症

多血症という疾患により赤血球が増加してしまう場合もあります。

多血症は10万人に1人ほどの非常に稀な疾患で、中高年男性に多いという特徴があります。

多血症を発症する原因については長年特定されていませんでしたが、現在では遺伝子の変異が原因だと考えられています。

 

赤血球が多いことで発症の恐れのある病気


赤血球が多くなると血栓症や循環障害を引き起こしてしまいます。

発症する恐れのある病気には具体的にどのようなものがあるのかを解説します。

 

心筋梗塞や脳梗塞

赤血球が多くなると血液の粘度が上がり、ドロドロになります。そうなると動脈硬化になりやすくなり、血栓症の危険性が高くなります。

身体のどこかで出来た血栓が血液を通って心臓にたどり着き、心臓の血管に詰まると心筋梗塞になります。心筋梗塞になると焼け付くような激しい痛みが30分ほど続き、背中や首にも痛みを感じることがあります。

血栓で塞がれた血管をすぐに治療しないと、詰まった先の心筋に血液が流れなくなり、栄養不足と酸素不足により心筋が壊死してしまいます。

脳の血管が詰まることで脳梗塞へ

血栓が心臓ではなく脳の血管に詰まると脳梗塞となります。脳梗塞になると手足が痺れや力が入らない、上手く歩けない、言葉が上手く喋れないなどの症状がでてきます。

詰まった血管の大きさなどにより出て来る症状は異なりますが、血管が詰まってから数分後には血液の供給が途絶えた脳細胞が壊死してしまうため専門病院での早急な対応が必要になります。

 

狭心症

狭心症も心筋梗塞と似た症状ではありますが、心臓の血管が詰まるのではなく細くなることで起こる虚血症状です。

胸が圧迫されるような苦しさや痛みが発生しますが、完全に血管が詰まる心筋梗塞とは異なり、安静にしていれば数分または15分くらいで痛みが治まります。

赤血球数の増加により動脈硬化の症状が進んで血管が狭くなると、心臓に十分な血液が行き届かなくなり狭心症が起こりやすくなります。

狭心症の症状を放置していると心筋梗塞へと症状が進行する可能性が高くなるので、違和感を感じたらすぐに専門医に診てもらいましょう。

 

その他起こりやすい症状

心筋梗塞や脳梗塞、狭心症以外にも赤血球数の増加により血液の循環障害が起こり、様々な不調が現れます。

視力障害や知覚障害、めまいや頭痛、耳鳴り、倦怠感などの様々な障害が赤血球数の増加が原因で起こりやすくなります。
   

赤血球が多い時の対策方法


赤血球が多い時の対策方法についてこれから解説します。

毎日の生活習慣を見直して赤血球の上昇を防ぎましょう。

 

水分をしっかり摂取する

脱水を起こして血液中の水分量が減ってしまうと、赤血球数が増えてしまいます。赤血球数が多い時はいつも以上に水分補給を心がけるようにしてください。

特に、外で活動する時などはこまめに水分を摂るようにしましょう。糖分の多いジュースや濃いスポーツドリンクは、飲むと身体の脱水を促進させてしまい逆効果です。

ミネラルウォーターやお茶などの0カロリーの飲料を飲むようにしてください。

 

軽い運動をする

運動をして呼吸運動を活発にさせれば、赤血球数の増加を抑制することができます。

また、消費カロリーを増やして体重を落とし、肥満を解消することも赤血球数を減らすために重要です。

肥満は呼吸運動の抑制や睡眠時無呼吸症候群の原因となって赤血球数を増やすだけではなく、動脈硬化を悪化させて赤血球数増加による病気の発症リスクを高めてしまいます。

適度に運動をして筋力をつければ太りにくい身体にすることができますし、血管が広がって血液の流れが良くなるので全身の細胞に十分な酸素や栄養が届きやすくなります。

気軽な有酸素運動を毎日短時間実施

赤血球数を減らすための運動をする時は、ウオーキングやストレッチなどの有酸素運動がおすすめです。

身体に負担のかかる激しい運動をしてしまうと、膝や腰を痛めてしまいますし長続きしません。

軽い負荷の運動を毎日20分から30分行うようにしましょう。普段から駅まで歩く、エスカレーターではなく階段を使うなど意識して身体を動かすのも良い方法です。

 

バランスの良い食事を摂る

赤血球数を減らす食べ物はありませんが、肥満を解消させることで赤血球数の上昇を抑えることができます。

急激に体重を減らすのではなく、バランスの良い食事を摂りながら少しずつカロリーをコントロールしてみてください。

体重を落とすことだけを意識してしまうと、栄養が偏ったり不足したりしてかえって不健康になってしまいますので、極度な食事制限はせずに、野菜や果物などからビタミンやミネラルをしっかり摂るようにしてください。

動脈硬化を促進させるような油っぽい食べ物などはできるだけ避け、和食中心の食生活を送るようにしましょう。

 

血液の流れを良くする食材を摂る

食材の中には、血液をサラサラにして流れを良くしてくれる作用を持つものがあります。玉ねぎやショウガ、にんにく、納豆、ヨーグルト、きのこ類、海藻類を積極的に摂るようにしましょう。

青魚には血液の流れを良くするEPAやDHAが豊富に含まれていますので、脂肪の多い肉は避けて青魚を沢山食べるようにしましょう。

 

赤血球の検査方法と基準値について


赤血球の異常を調べるための検査では、赤血球に関する複数の項目について調べます。

どのような項目を調べるのか、そしてその基準値はどのくらいなのかをまとめてみました。

 

赤血球の検査方法と検査項目

赤血球数は血液検査をすることで調べることができます。

赤血球の異常について調べる時は赤血球数だけではなくヘマトクリットやヘモグロビンについても一緒に調べ、どのような異常が赤血球に起きているのかを判断します。

ヘモグロビンは、赤血球の血色素で酸素と結合することで全身の組織に酸素を届けたり、組織で発生した炭酸ガスを肺に運ぶ役割があります。

ヘマトクリットは血液中の赤血球の容積率を示し、赤血球の大きさや数によって数値が変動します。

数値が高ければ多血症または脱水、数値が低ければ貧血であることが考えられます。

その他にも、赤血球一個あたりの大きさ(容積)を示すMCV(平均赤血球容積)や、赤血球一個あたりに含まれる血色素の量を示すMCH(平均赤血球ヘモグロビン量)、赤血球の体積に対する血色素量の割合を示すMCHC(平均赤血球ヘモグロビン濃度)などの数値からも赤血球の状態を把握することができます。

 

基準値

基準値は以下の通りです。

赤血球(RBC)
成人男性 基準範囲400~539 要注意540~599、360~399 異常600以上または359以下
成人女性 基準範囲360~489 要注意490~549、330~359異常550以上または329以下

ヘモグロビン
・成人男性 基準範囲 13.5 17.6
・成人女性 基準範囲 11.3 15.2

ヘマトクリット
・成人男性 基準範囲 39.8 51.8
・成人女性 基準範囲 33.4 44.9

MCV
・成人男性 基準範囲 83 102
・成人女性 基準範囲 79 100

MCH
・成人男性 基準範囲 28.0 34.6
・成人女性 基準範囲 26.3 34.3

MCHC
・成人男性 基準範囲 31.6 36.6
・成人女性 基準範囲 30.7 36.6

 
 

まとめ


血液検査で赤血球が多いことが分かったら、まずは原因を推測してみましょう。

血液検査の日は朝から水分を控えていて脱水気味だったという一時的なケースが多いと思いますが、肥満やストレス、喫煙や睡眠時無呼吸症候群などが原因で赤血球数が増加している場合もあります。このように慢性的に赤血球数が多い状態が続くと、動脈硬化となり様々な恐ろしい病気を引き起こしてしまいます。

赤血球が多く血液がドロドロしていると全身の様々な場所で血栓ができやすくなり、心筋梗塞や脳梗塞などの命に関わる病気を発症するリスクが高くなります。

赤血球数を正常値に戻すためには、日頃からきちんと水分を摂ること、バランスの良い食事を心がけること、そして適度な運動をすることが大切です。

運動をすることで全身の血液の流れが良くなり、呼吸運動が活発になって全身の酸素分圧が改善されて赤血球数の上昇を抑えることができます。

また、運動は万病の元となる肥満の解消にも効果的です。赤血球数が増えているのは身体から発せられたSOSということを理解し、健康な身体を維持できるように努力してみましょう。

The following two tabs change content below.
編集部:SAYAKA

編集部:SAYAKA

美容と健康が大好きな32歳のライターです。いつまでも若々しくいるために日々いろんな美容方法を頑張ってます♪体験談を踏まえた様々な記事を投稿しているので参考にしてみてください。

-貧血
-, , , ,

Copyright© ランクラボ , 2018 All Rights Reserved.