ランクラボ

美容・健康・ライフスタイルに関するさまざまな話題・口コミ・ランキングをわかりやすくご紹介いたします。

ペット

犬の口臭は病気のシグナルかも!大切なペットを守る口臭ケア

投稿日:

「愛犬の口臭が突然きつくなってきた…」「愛犬にペロペロされた時、匂いが気になる!」
大切な愛犬の口臭、不安になりますよね。「生ゴミのような臭い」や「魚臭い」と表現されることもあり、その臭いの感じ方は色々。原因がわからず悩む飼い主さんは意外にも多いようです。

 

犬の口臭の原因は大きく分けると、「歯」からくるものと「内臓」からくるものとがあります。原因によって対処の仕方も変わってくるので、これからご紹介する例をチェックして、愛犬の口臭ケアに是非役立ててくださいね。

犬の口臭は体のサイン!


健康な犬も多少の口臭はあります。しかし、突然口臭が強くなったり、今までと違った匂いがしたり、不快な口臭がする場合は注意しましょう。口臭が気になりだしたら、それは愛犬からの体調の変化のサインです。

 

犬の口臭の原因の約9割は、腔内の何らかの異常によるものと言われています。犬の口内の細菌数は人間より多いので、歯に汚れが付着しやすく口内環境の悪化を招きやすいと言われています。歯垢、歯石、歯肉炎など「歯」に原因がある場合、タオルなどで愛犬の歯をこすってみて、匂いを確かめると分かります。タオルに匂いがついていない場合は、「内臓」の異常を疑ったほうがいいでしょう

 

「内臓」からくる口臭の原因には、鼻炎胃腸障害腎臓病糖尿病尿毒症なども考えられます。愛犬の口から「魚が腐ったような匂いがした」と言う飼い主さんもいます。いつもと違う口臭がする時や、突然口臭が強くなった時などは、早めに動物病院にかかりましょう。

犬の口臭の原因【歯】


犬の歯をタオルでこすった時にタオルに匂いがついた場合、何らかの歯のトラブルが考えられます。

歯周病・歯槽膿漏

愛犬の歯磨きは人間と違って大変なので、ついサボりたくなってしまうのではないでしょうか。しかし日頃の食べ物のカスが溜まってくると、犬も人間と同じように歯垢や歯石が付着し、歯周病歯槽膿漏の原因となります。犬の歯垢が歯石になる速さは、人間の速さの約5倍と言われているので注意が必要です。

 

症状は口臭の他にも、歯の黒ずみや黄ばみ、食欲がなくなる(歯が痛いので食べたくなくなる)、歯がグラグラしたり、歯茎から血や膿が出るといった形で現れます。犬の歯周病は、3歳以上の犬の6割〜8割に見られると言われているほど、かかりやすい口腔トラブルの一つです。歯周病が原因で、心臓病や腎臓病など内臓疾患にかかるケースもあるので、歯のトラブルも早期発見が重要です。

 

歯垢が溜まり歯石になってしまうと、通常の歯磨きでは落とせなくなるので、毎日のケアで予防に努めましょう。

加齢によるもの

高齢の犬は、唾液の減少で口内の自浄作用が低下し、細菌が繁殖しやすい環境にあるため、口臭が発生することが多くなります。長年の歯垢や歯石が溜まっている場合もあるので、入念にケアしてあげましょう。歯垢が歯石化するのも、高齢であるほどスピードが早まります

 

歯石の除去は病院で行いますが、処置の前に全身麻酔をする必要があります。高齢になると、全身麻酔のリスクが高まると言われています。考えられる副作用として、循環器や呼吸器などの障害、血圧低下や心停止などがあり、大型犬より小型犬の方がリスクが高いようです。犬がまだ若いうち(概ね10歳になる前まで)に歯石の除去を済ませておく飼い主さんも多いようです

犬の口臭の原因【内臓】


歯に原因が見当たらず、いつもと違った口臭になったり、明らかに口臭が強いと感じた時は、内臓疾患の可能性もあります。

腸内環境の悪化

腸内環境が悪化し悪玉菌が増加すると、その悪玉菌が毒素を発生させます。腸壁から吸収された毒素は全身を巡り、最終的に呼気から排出される仕組みになっています。腐敗臭のような口臭である場合、腸内環境の悪化が原因である可能性が高いでしょう。便秘や下痢、食欲の低下(胃腸の働きが弱まるため)、毛並みが悪くなる(タンパク質を消化できていないと毛並みに影響することがある)などの症状もみられます。

 

質の悪いドッグフードや、動物性たんぱく質の過剰摂取が原因となることもあります。加齢によっても、胃腸の働きが弱まり、腸内環境が悪化してしまうケースが多く見られます。

 

悪玉菌の増加は免疫力の低下を招くため、アレルギーや癌、歯周病などの病気を招く可能性もあるので注意が必要です

鼻炎

喉に鼻水が溜まることで、細菌が繁殖し、口臭の原因になっている場合もあります。死滅した細菌が膿となって悪臭を放ったり、細菌に食べカスや歯垢などが加わってさらに口臭が酷くなることもあります。風邪を引いた後から口臭が気になるようになり、鼻炎に気づいたというケースもあるようです。この他にも、鼻をこすり付けるなど、鼻を気にする仕草が目立ったり、くしゃみや鼻水などの症状が出ていないかもチェックしましょう

腎臓病・尿毒症

腎臓は、体の老廃物を尿にして排泄する働きがあるため、腎機能が低下すると、老廃物が発生させる臭いが口臭に混ざるようになります。口臭がアンモニアのような匂いの時は要注意です。口臭以外にも、下痢や嘔吐、食欲がなくなるなどの症状がみられることもあります。

 

腎臓の機能低下が進行すると、尿毒症を発症する恐れがあります。尿毒症は、尿を作り出せず全身に毒素や老廃物が回ってしまう状態のことで、高齢の犬に特に多く見られる病気の一種です。症状が表に出にくいので、飼い主さんが気づかないケースも多いと言われています。

肝機能低下

肝臓には、アンモニアを尿素に変換する働きがあります。肝機能が低下すると、口臭にアンモニアが混ざるようになり、臭いが強くなると言われています。肝機能が低下すると、便秘や下痢、嘔吐、食欲不振、体重の減少、水をたくさん飲むようになったり、頻尿になるなどの症状がみられることもあります。

糖尿病

糖尿病になると、血液中の有害物質(ケトン体)が増加することにより、口臭(アセトン臭と呼ばれる、果物が腐ったような甘酸っぱい臭い)が強くなります。水をよく飲むようになったり、尿量の増加、体重減少、食欲が出るといった症状が出てきます。さらに進行すると、元気が無くなったり、嘔吐したり、昏睡状態に陥る可能性もあるので注意が必要です。高齢の犬に多い傾向にあるので、気になる飼い主さんは、水をどのくらい飲むかチェックすることをお勧めします。

犬の口臭の原因【食べ物】


歯磨きもしていて、健康診断も異常がない場合、食べ物が原因であるケースも多く見受けられます。食べ物を変えたら、一週間ほどで今までの口臭が嘘のように消えたという例もあります。

 

食べ物が原因の口臭には、ドッグフードが合っていないという場合があります。油分の多い食事は、口の中が酸性になる上に悪玉菌を増やし、口臭を強くします。加熱処理されたドッグフードも、酵素が死んでしまっているため、雑菌が繁殖しやすく、歯垢が付きやすいと言われています。また、穀類も多く与えすぎると、消化不良による腸内環境の悪化を招きやすいので注意しましょう。最近は、人間の食事をそのまま与えてしまう機会も多いと思いますが、油分や添加物も多いので控え、犬用の食事を正しく与えることが大切です

犬の口臭の原因【生理的口臭】


犬も人間と同じで、口内の細菌数が増加し口臭を発する時があります。

 

朝起きた時、長時間水分を取っていなかった時、食後の食べカスが分解される時、一時的に口臭がする場合もあるでしょう。このような「生理的口臭」は、水分を取ったり、歯磨きをすると解消されるので、特に問題ない事が多いようです。

犬の口臭の原因【ストレス】


私たちも同じですが、ストレスがかかると唾液の量が減少し、口臭の原因になります。ストレスは悪玉菌を増やし、腸内環境の悪化も招きます。この場合も、水分を摂取すると改善するケースが多いので、心配はいらないでしょう。ただ、長期的にストレスを溜めないよう、適度な散歩、環境の見直しなどは大切です。

すぐにできる!犬の口臭対策


食べ物による口臭や、生理的口臭の場合、ホームケアで改善することも多いです。
ワンちゃんの口臭が気になったらすぐできる対策をご紹介します。

歯のブラッシング

人間と同じで、毎日歯磨きができれば理想的ですが、歯磨きを嫌がる犬も多いでしょう。

 

指にガーゼを巻きつけて歯垢を拭き取ったり、指にはめるタイプの歯ブラシもあるので、愛犬に合った方法で歯を清潔に保つ方法を見つけましょう。歯磨きに対して嫌なイメージを持ってしまわないよう、無理しないことが大切です。歯磨きがどうしても難しい場合は、歯垢除去効果のあるガムやマウスウォッシュスプレーから初めて、徐々にオーラルケアに慣れてもらうのがお勧めです。

食べ物を変える

悪玉菌の増加や、歯垢のたまりやすい食生活は、口臭の原因になります添加物・油ものを避けるだけでも口臭が緩和するケースも多いので、食事の見直しも検討してみましょう。

 

昔の犬は、屋外で飼われていたこともあり、いろいろなものをかじっていたので歯のセルフクリーニングが自然にできていたと言われています。生の肉をかじることが多かったため、噛む力が強かったのですが、現代は人間と一緒に室内で過ごし、ドッグフードを食べる犬が増えたことから、歯を使わなくなってきました。そのため歯垢が溜まりやすくなっているので、犬用の口臭対策ガムを噛むなどしてセルフクリーニング力を高めることも有効でしょう。

 

また、ヨーグルト(無糖のもの)は腸のぜん動運動を促し、善玉菌を増やす効果があるのでぜひ口臭対策に取り入れてみましょう。

サプリメント

犬用の口臭対策サプリメントもあるので、上手に取り入れるのもいいでしょう。口内を清潔に保つ働きのあるサプリメントは、歯磨きだけでは不安な飼い主さんにもピッタリです。餌に混ぜることができたり、腸内環境の改善をサポートしてくれるものもあるので、ワンちゃんにピッタリなものを探してみてくださいね。

それでも良くならない時は動物病院へ


口臭の原因は歯のトラブルであることがほとんどなので、歯のブラッシングや歯石の除去などで口臭が改善されることも多いでしょう。しかし、口臭が突然強くなってきたり、臭いが変わってきたりした場合は、病気が隠れている可能性もあります。犬は話すことができないので、口臭というサインで自分の病気を知らせます。愛犬の口臭が気になりだしたら、早めに動物病院へ行きましょう。

まとめ

 

犬の口臭の原因には、主に「歯」と「内臓」の疾患がありますが、この2つはまったく別物ではありません。

 

内臓の疾患により免疫力が低下し、歯のトラブルの原因になる場合もありますし、その逆もあります。呼吸器の病気で動物病院に連れて行ったら、歯周病の雑菌が体内に入り込んでしまったことが原因だったというケースも見られます。

 

愛犬の口臭が気になったら、他にも気になる症状が出ていないか注意しましょう。早期発見・早期治療が、愛犬の健康を守ります。

The following two tabs change content below.
ランクラボ編集部
ランクラボ編集部では、美容・健康・ライフスタイルに関するさまざまな話題をいろんな確度からとりあげしっかりと調査しどなたでもわかりやすく紹介することを目的としたサイトです。 Facebookページ・ツイッターで更新情報配信中です。

-ペット
-, , ,

Copyright© ランクラボ , 2017 All Rights Reserved.