子どもが小学生にもなれば、「そろそろ習い事でも始めさせようか…」などと考えるものですが、親として何を期待して習い事をさせますか?また、習い事によって、どのような能力が身につくのかご存知ですか?

そこで今回は、小学生の習い事事情を含め、「伸ばしたい能力」別におすすめの習い事をご紹介します!

イマドキの小学生「習い事」事情

親自身が子どもだった頃と比べ、イマドキの小学生の習い事には変化があるのでしょうか?

小学生はいくつぐらい習い事をしているの?

ある教育総合研究所のデータによると、小学生の8割強が何らかの習い事をしています。

その8割強の小学生の中で、1~2つの習い事をかけ持ちしている子は約半数で、残りの半数は3つ以上の習い事をしているそう。つまり、小学生にとって習い事は当たり前で、その多くが複数の習い事をしているということです。

どんな習い事が人気?

小学生に最も人気があるのは、スポーツ系の習い事です。男女どちらにも人気があるのはスイミング。男子小学生ならサッカーや野球が王道で、女子は体操、バレエ、ダンスなどが人気です。もちろん、男女ともに空手、柔道、剣道などの武術系の習い事も人気は衰えていません。最近では、日本人選手が海外で活躍するテニスやゴルフなどを習わせる親も増えてきています。

スポーツ系以外なら、ピアノやエレク-トーンなどの音楽系。また、習字やそろばん、絵画教室、英会話なども人気が高い習い事といえるでしょう。25年前にはあまり重要視されていなかった英会話が男女ともに小学生に人気が高いのは注目すべき点かもしれませんね。

 

複数の習い事をしている場合は、バランスを考慮して、サッカーと英会話というようにスポーツ系と文化系を組み合わせて習わせることが多いようです。

費用はどれくらい?

先にも述べた某教育総合研究所の調査結果によると、小学生の習い事にかかる費用の月平均は7,500円で、その内訳はスポーツ系が5,000円、文化系が2,500円となっています。小学3年生でスポーツ系の習い事にかかる費用がピークになり、その後は塾や家庭学習の費用が増えるのが特徴です。

 

また、学習塾などの教室活動の費用は月7,200円で、習い事と学習塾の両方に通っている場合、月平均費用は1人あたり15,000円程になります。さらに、通信教育などの家庭学習費用を加算すると月平均は17,900円。小学生の子どもが複数人いる家庭では、何でも習わせてあげるというわけにはいきませんね。

学習塾に通っている子の割合は?

小学4年生ぐらいから学習塾へ通う子が増えはじめ、高学年では全体の3割~4割が通っているそう。中学受験や中学進学に向けて、基礎学力を固めておこうということでしょう。

通塾回数は週2回が半数で、多い子ではほぼ毎日学習塾に通うとか。小学6年生になると学習塾などの教室活動費用は月11,800円にも跳ね上がり、家庭への負担も大きくなります。

 

小学校低学年でスポーツ系の習い事を主体に可能性を求めて色々なことにチャレンジし、学年が上がるごとに学習塾へシフトしていく傾向のようです。

親が習い事をさせる理由とは?

多くの小学生が習い事をしていることが分かりましたが、親はなぜ子どもに習い事をさせるのでしょう?

経験値を増やす

小学生のときの習い事が将来の仕事につながるというケースはまれです。しかし、色々なことを経験することは人生を豊かにするので、子どものうちにできるだけ経験させたいと思うのが親心。知識をつけるだけでなく、人との関わりなどを経験することも、IT世代の小学生には必要なことかもしれません。

個性を伸ばす

子どもの個性や特技を伸ばして、学校活動で一歩リードできることは自信にもつながるので、習い事をやらせたいという親も多いはず。サッカーが上手い!ピアノが上手!と意外な一面を発揮して一目置かれる存在になれればいいですが、上手くいかずに苦手意識ばかりが身についてしまうと逆効になってしまいます。大切なのは、子どもが興味を持って楽しく取り組めること。また、「この子には才能がない」と親がすぐに結論を出さずにゆっくり見守ることも忘れずに!

親がやりたかった

自分はそんなことはないと思っている親でも、やりたかったことを子どもに押しつけているケースは少なくありません。また、親自身が苦手だったことを子どもにやらせることもあるでしょう。しかし、無理強いでは身につくものも身につきません子どもにやらせたいことがあるなら、やりたくなるような環境を作るよう心がけましょう。

遊びや運動の延長として

子ども同士で遊ばせたくても遊ばせる施設がなかったり、親が忙しくて子どもの遊びにつき合えなかったりするため、遊びや運動の延長として習い事に通わせることもあります。共通した関心事を持つ友だちもできるので楽しさも倍増するでしょう。

生活のアクセントに

上達や向上心からというより、学校外活動を取り入れることで生活にメリハリをつけたいという考えから習い事を始めるケースです。このような理由から習い事を始める場合は楽しむことが優先されるので、子どもはプレッシャーを感じることなく伸び伸びと習い事ができるでしょう。

将来その道で活躍してほしいと願うから

将来、子どもがその道で活躍することを願って、あるいはそのような夢を抱いて習い事をさせる親も少なからずいるようです。もちろん、親の願い通りに大成する場合もありますが、現実的にはごく一部の人に限られています。ついつい子どもの将来に夢を抱いてしまうものですが、願望が強すぎると子どもへのプレッシャーも強くなるので注意が必要です。

小学生の習い事で身につく能力とは?

小学生の多くは習い事で集中力や忍耐力を身につけます。その他の能力については、スポーツ系・芸術系・学習系の3つに分けてご紹介していきましょう。

スポーツ系なら

スポーツ系の習い事で身につく能力は、体力・協調性・社交性・礼儀などです。特に、チームスポーツでは協調性や社交性、空手や柔道などの武術では礼儀や作法、社会性が身につきます。体操・バレエ・ダンスなどの習い事なら、姿勢や運動神経が良くなり、表現力も養えるでしょう。

芸術系なら

芸術系の習い事なら、音感・リズム感・表現力・想像力などが身につきます。楽器演奏では度重なる練習から積み重ねの大切さも学べ、芸術教室では表現力や想像力を伸ばせるでしょう。

学習系なら

学習系の習い事では、全般的に学習能力が向します。もちろん、計算能力・読解力・思考力・向上心なども身につくでしょう。また、英会話では英語力が身につき、先生がネイティブなら外国人に対する苦手意識もなくなり、グローバルで活躍できるメンタルも育まれるかもしれません。

 

上記の通り、小学生の習い事で身につけられる能力は幅広くなっています。運動が得意なら興味のあるスポーツを容易に選べますが、運動が苦手な子はどうしたらいいのでしょう?

ここからは、運動が苦手な子でも個性を活かして能力を発揮できる習い事を「能力別」にご紹介していきます。

伸ばしたい能力「音感・リズム感」

1.ピアノ・エレクトーン

2.バイオリン

3.ダンス

 

楽器演奏は音感やリズム感を身につけるのに最適です。もちろん、ギターやドラムなどでもOK。子どもが興味を持って習える楽器なら、種類は問いません。また、義務教育で必修化されたダンスもリズム感を育むことができますね。楽器演奏が苦手なら、ダンスはおすすめかもしれません。

伸ばしたい能力「表現力・想像力」

4.絵画教室

5.児童劇団

6.バレエ

 

表現力や想像力を身につけたいなら、芸術系の習い事です。集中力や忍耐力もつく上、自分と違った感性を持つ人との出会いで触発され、新たな才能が目覚めることも期待できるでしょう。上記3つが苦手なら、習字がおすすめです!

伸ばしたい能力「学習能力」

7.そろばん

8.学習塾

9.英語教室

 

学習能力を伸ばすためには、自分に合った学習方法を見つけることです。学習塾や英語教室は他の人の学習方法が見られるので、自分なりの方法を見つける助けにもなりますね。また、そろばんのように反復練習で計算能力を高めることは、脳を活性化させることになるので、他の学習にも役立つでしょう。

まとめ

小学生の習い事が当たり前の現代。全体の8割程度が何らかの習い事をし、多忙な日々を送っているようです。親としては子どもの将来を思い、色々なことを経験させたいところですが、費用の負担が大きいこともあり、習い事を取捨選択しなければならないのが現実です。

そこで重要となるのが、「どのような能力を伸ばしたいのか」ということ。また、子どもが何に興味があり、何を習いたいと思っているのかも大切です。親の気持ちばかりを押しつけず、楽しみながら習い事ができるのが小学生には最も重要なのかもしれませんね。

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