家計が苦しい状態では、主婦のやり繰りも大変です。毎月の家計の収支が赤字であれば、貯金を切り崩すか借金しなければ、乗り切れません。「家計を楽にする」方法は、「収入を増やす」「節約する」かの2つしかないことなど、誰でも分かっているのに成果が伴わないのは、家計に対する認識や家計のやり繰りが間違っているのかもしれません。

 

家計の状態は、将来の家族の暮らしぶりを計画する生活設計に大きな影響を与えてしまいます。豊かな生活設計を実現させるためには「家計を楽にする」ことが必須です。「家計を楽にする」ための、合理的な節約方法と実行プログラム、収入を増やすための在宅副業などについて詳しくお伝えします。

 

家計とは?

「家計」とは、家族が暮らしていく上での、世帯単位での「収入と支出の状態」「収入と支出の運営(やり繰り)」のことを言います。一般的な家庭では、1ヵ月単位での夫や妻の収入や家賃やローン、家族の生活に必要なもろもろの出費、貯蓄などを指しています。

 

家計での主な支出費目

日本の家計調査における世帯の支出の費目は、10項目に分けられています。「住居費」「家具・家事用品」「食料費」「被服・履物費」「水道・光熱費」「保健医療費」「交通・通信費」「教育費」「教養娯楽費」「その他費用」の10費目です。

 

これらの費目は、大きく「耐久消費財」「非耐久消費財」の2つに分けられます。

「耐久消費財」とは、原則的には耐用期間が3年(1年とする場合もあり)以上と長く継続的に使用される消費財を指します。具体的には、家具、冷蔵庫やエアコンやテレビなどの家電製品、パソコンや携帯電話、自動車など高額品が多くなります。

 

「非耐久消費財」とは、耐久消費財に比べると比較的短期間に消費される商品を指し、低額品が多くなります。具体的には、食料品や日用品、医薬品などです。当然のことですが、耐久消費財は消費頻度も購買頻度も低くなり、逆に非耐久消費財は消費頻度も購買頻度も高くなります。

 

家計が苦しい状態

「家計が苦しい状態」とは、収入に対して支出(出費)が多すぎ、かつ貯蓄が困難な状態です。つまり“当たり前”のことですが、「収入≦支出=貯蓄ゼロ」になっていることを指します。この“当たり前”のことは誰でも分かっているのに、出費を抑えて節約することができないから、家計のやり繰りは大変なのですよね。

 

出費には無駄遣いもなく、必要なものだけにしかお金を使っていないとすれば、収入不足ということになります。しかし新たな収入増加の見込みがあれば、家計が苦しい状態は解消できますが、収入増加の目処が立たなければ、出費の節約をするしか方法はありません。

 

家計が楽な状態

「家計が楽な状態」とは、収入に対して支出(出費)が少なく、かつ貯蓄もできる状態です。つまり「収入>支出=貯蓄」になっていることを指します。したがって「家計を楽にする」ためには、収入を増やすか、出費を節約する必要があります。常に「収入>支出=貯蓄」の収支バランスに保つことが重要です。

 

家計とは生活設計の基盤

個人や家族の将来の生活のあり方を計画することを「生活設計」といいます。生活設計には長期設計と短期設計とがあり、家計の管理とはまさにこの短期設計に相当します。「家計を楽にする」こととは、現在の生活設計の基盤を固めるとともに将来の生活設計をもより豊かにすることに繋がります。

 

生活設計の基礎知識

「生活設計」とは、家庭の一生における暮らしぶりを見通して立てる、長期的な設計計画のことです。将来の生活設計は、現在の家計の状態が苦しいか楽かによって大きく左右されます。

 

生活設計の内容

生活設計の主な内容には、「職業(離職、再就職、定年など) 」「結婚(時期、費用など) 」「子供の出生(子供数、親の年齢、出生間隔など) 」「生活費の見積り」「住宅の購入(費) 」「耐久消費財の購入(費) 」「教育(費) 」「医療(費) 」「健康管理」「余暇活動」「老後の生活(費) 」など、多岐にわたります。

 

生活設計と家計のやり繰りとの関係

長期的な生活設計は、生涯を見通しての経済計画で、具体的には住宅や教育や老後の資金計画(貯蓄計画)を指します。これに対して、短期的な生活設計は、毎月繰り返して行われる家計を合理的に計画化したものだといえます。

 

しかしながら、長期的な生活設計は将来の生活の充実を指し、貯蓄しておくことを意味します。これに対して短期的な生活設計は、現在時点での生活の充実を指し、欲しいものを消費することを意味します。

 

つまり長期的生活設計と短期的生活設計とは相反する性格を持ち、家計のやり繰りにおいては、相反する消費と貯蓄の2つの欲求のバランスを調整しながら両立させることが必要とされます。

 

生活設計の自己診断と見直し

豊かな生活設計を描くためには、現在の家計の収支バランスがとても重要です。現在の家計が楽な状態か苦しい状態かによって、生活設計を自己診断して見直す必要があります。

 

家計が苦しい状態であれば、生活設計を下方修正しなければなりません。いっぽうで、現在の家計が楽であれば生活設計は予定通りに進行することができます。つまり「家計を楽にする」ことは、将来の生活設計をより豊かにすることに繋がるのです。

 

収入を増やす在宅副業

「家計を楽にする」ためには、少しでも収入を増やしたいですよね。しかし、定職に付いている人は、一般的にはアルバイトの併用が禁止されており、また主婦であれば育児などの家庭環境により、働きたくても職場では働けないなどの事情があります。

 

そこでオススメしたいのが、誰でも自由時間を活用してできる在宅ワークによる副業です。在宅副業は、家計を楽にしてくれる副収入を得るための最短の近道と言えます。

 

インターネット在宅ワーキング

在宅副業でもいろいろありますが、パソコンを使ったインターネットでの在宅ワーキングビジネスが最も効率的です。パソコンとネットワーク環境さえ整っていれば、パソコン操作ができるだけで在宅しながらお金を稼ぐことができます。

 

在宅ワーキングには、専門的知識や技術は特別に必要なく、初心者でも出来る仕事が豊富に揃っています。もちろん過去に経験して獲得した仕事のキャリアを活用できる仕事まで幅広くあります。例えば「データ入力」「アンケート調査」「ライティング(文章作成)」「イラスト作成」などです。

 

定職を持っている人なら、帰宅後の時間や休日を利用して、在宅しながら副収入を稼ぐことができます。また主婦であっても、家事や育児の合間に時間を割いて、在宅ワーキングを活用することができます。

 

家計を楽にする節約の実行プログラム

「家計を楽にする」ためには、「節約」は欠かすことのできない重要な仕事の課題です。会社の財務部長や経理課長になったつもりで、合理的な計画に基づいて、実行プログラムを実践することで、確実に家計を楽にすることができます。

 

節約の鉄則5ヶ条

1.家計簿で「見える化」を図る

家計簿をつけて、月々の収支バランスを管理し、コントロールする習慣を身に付けることが大切です。月々の収入と支出だけではなく、節約額も記入し管理することで、節約の状況が良く分かるようになります。

 

また収支の結果だけの記入ではなく、月々の収支計画と費目別の節約計画も記入し、節約の進捗状況を「見える化」で管理することで、家計の精度をより高めることができます。

 

2.節約は計画的・合理的に実践する

「節約」は、行き当たりばったりの思い付きでは、効果を上げることはできません。継続的に安定した効果を上げ続けるためには、計画的かつ合理的な方法で実践する必要があります。月々の目標節約金額節を決めて、節約計画を費目別に作ることをオススメします。

 

3.貯蓄を前提に組み立てる

毎月の貯金(貯蓄)額を決めて、確実に積み立てられるように、収支計画を組み立てておく必要があります。「貯金(貯蓄)は、生活費の余った金額を貯金(貯蓄)するのではなく、月々の貯金額を決めておいて、給与振り込みと同時に引き落としする方法が最も確実です。

 

4.出費額の多い費目から節約する

月々または年間での出費額の大きい費目から、優先的に節約することが重要です。このことで節約できる絶対金額が大きくなるというメリットが生まれます。

 

5.物欲を抑制する

家計を苦しめる要因のひとつに、買い物する時の「物欲」があります。ついつい無駄なものに浪費したり、必要なものでも買い過ぎたりすることがあります。

 

最低でも「無駄なもの」「欲しいもの」「必要なもの」の区別・判断を誤らないようにすることが大切です。『無駄なものは絶対買わない!』『欲しいものはできるだけ我慢する!』『必要なものでも節約する!』という心構えが大切です。

 

家計を楽にする節約の9つのチェックポイント

一般的な家庭において節約を実践する時の重点的チェックポイントを9項目挙げておきます。家庭の状況によって、優先的に節約すべきポイントは異なってきますので、この中から自分の家庭の家計を楽にできそうな項目をピックアップして、節約の実行プログラムを作成しましょう。

 

1.住居費(家賃、ローン)の見直し

住居費は家計の支出において大きな割合を占めます。賃貸の場合には、より安い家賃の賃貸物件を探して、引っ越し移転することを検討してみることも必要です。持家でローンの支払いが残っている場合には、より金利の安いローンへの借り換えを検討してみる必要があります。

 

2.保険(医療保険、自動車保険)の見直し

医療保険や火災保険、自動車保険など毎月の支払は、大きな割合で家計を圧迫します。インターネットの保険比較サイトで比較・検討して、同じような補償内容でより安い保険への契約変更をすることで、大幅な節約が期待できます。

 

3.自動車のレンタル化(カーシェアリング化)の検討

仕事や通勤で自家用車を使う頻度が多い場合には例外ですが、月に数回程度の使用頻度であれば、レンタカーやカーシェアリングを活用したほうが、かなりの金額を節約できます。一度シュミレーションンをしてみましょう。

 

4.節約目標額を費目別に決めて実践

食費や水道光熱費、通信費や教養娯楽費、被服費などは、費目別に節約目標額を決めると同時に、節約の手段や工夫の方法も考えて取り組む必要があります。費目別に考えてみることで、浪費や無駄使いが意外に多いことに気が付きます。

 

5.家庭内在庫品のリサイクル換金

家庭内の在庫品にメスを入れましょう。ただ眠っているだけで長年使用されていない商品が山となっているはずです。CDや本、服飾雑貨、ブランドバッグなど必要なものと不要なものとに棚卸しましょう。不要なものはリサイクルショップで換金しましょう。

 

6.買いものする最適な店の使い分け

買い物は同じ品質のものであれば、より安くてしかもサービス特典などの多い店でするべきです。買いたい商品を「衣料品」「食料品」「生活日用品」「電気製品」「ドラッグ」などのカテゴリーに区分し、それぞれのカテゴリー専門店で使い分けて買い物するようにしましょう。

 

7.買い物でのポイントの活用

ポイントカードはもちろん今ではポイント付与のついたクレジットカードも当たり前です。ポイントを貯めることは貯金と同じことです。ポイントはどんどん貯めてどんどん使うことで、節約にかなり貢献してくれます。

 

8.ネットショッピングの活用

ネットショッピングで、必要なものを探すと、行きつけのお店よりも安いことが多々あります。特にパソコンやパソコン周辺機器、電化製品などで次々と新製品が開発・新発売される商品には、生産過剰在庫が発生しやいという特性があります。新品同様でかなり激安の掘り出し物を見つけられる可能性もあります。

 

9.季節品の買い物はシーズン末期を狙う

衣料品や寝具、暖房器具、冷房器具などの季節品は、シーズン末期に買うとかなり割安で手に入れることができます。特に冷暖房のエアコンなどの高額品は、シーズン末期を狙って買い物することでかなりの節約額を確保することができます。

 

まとめ

「家計を楽にする」ことは、「欲求を抑えて消費を節約する」ことだといえます。将来に備えた生活設計でいうならば、消費の節約が貯蓄を生むことになり、貯蓄は将来の生活設計における家計を楽にしてくれます。現在の生活での消費と将来の生活に備えて貯蓄とは、相反しながらも、上手な家計のやり繰りでバランスが保たれていると言えます。

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