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わきが

もう臭いなんて言わせない!ワキガの原因菌と対策法まとめ

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独特の異臭を放つワキガ。どんなに気をつけても臭いを防ぐことができないという人もいるかもしれませんね。そもそもワキガの原因となる菌とはどのようなものなのでしょう?そして、ワキガはどのように起こるのでしょうか?

そこで今回は、ワキガの原因菌について解説していきます。対策法やデオドラント剤を選ぶコツなどもご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。もう誰にも臭いなんて言わせません!

ワキガの原因

ワキガに関係する3つの汗腺

ワキガに関係する汗腺は、「アポクリン腺」「エクリン腺」「皮脂腺の3つです。これらの成分が混ざり合い、分解されることで独特の異臭が発生すると言われています。

アポクリン腺

ワキガの原因となるのは、アポクリン腺から分泌される汗です。特徴は白っぽくて粘り気があることで、これがワキガの人の衣類にシミを残す原因です。成分はアンモニア、鉄分、タンパク質、脂質、糖質などで、常在菌がこれらの成分を分解することで異臭を放ちます

 

アポクリン腺は誰にでもあり、皮膚の裏側に粒状に並んでいます。一般的に、アポクリン腺の数が多く、粒が大きい人は臭いが強くなる傾向にあります。また、脇の下だけでなく、耳の中、ヘソ周り、乳輪、デリケートゾーンなどにもアポクリン腺は存在するそうです。

エクリン腺

エクリン腺は全身に広がる小さな汗腺で、主に体温調節をするのが役目です。エクリン腺から分泌される汗は99%が水分で、残りは塩分、尿素、アンモニアなど。ほとんどが水分となっているため臭いはありませ

また、エクリン腺からの汗には余分な成分が含まれていないためサラサラで、雑菌が増殖しにくい環境でもあります。

皮脂腺

皮脂腺も小さな汗腺で、主に脂肪などを含む皮脂を分泌して皮膚の保護や保湿をする役目を担っています。アポクリン腺からの汗に含まれる成分を常在菌が分解して異臭となりますが、そこに皮脂腺から分泌される脂肪が加わることでさらに臭いが強まります

汗は無臭!?悪臭の原因はコレだった!

ワキガの原因はアポクリン腺から出る汗ですが、汗自体には臭いがありません。アポクリン腺からの汗にエクリン腺からの汗や皮脂腺からの皮脂が混ざり合い、それらの成分を常在菌がエサにして増殖し、ワキガ独特の腐敗臭を放ちます。

 

この常在菌を代表するのがコリネバクテリウム属の細菌の一種「ジフテロイド菌」で、この菌が悪臭の原因となります。

ワキガは体質遺伝する

ワキガ自体が遺伝するということではなく、ワキガを引き起こすアポクリン腺の数が遺伝すると言われています。つまり、身内にワキガの人がいれば、ワキガになる可能性が高くなるということです。

両親のどちらかがワキガの場合、子どもはワキガになる可能性が高まりますが、必ずワキガになるわけではありません。また、両親がワキガでない場合でも、身内にワキガの人がいれば子どもがワキガになることもあります。

ワキガを知る

ワキガの原因菌が存在するのは脇だけじゃない!

ワキガの原因となるジフテロイド菌は、アポクリン腺から出る汗に含まれる特定の脂肪酸がないと生きていけません。つまり、アポクリン腺があればジフテロイド菌は増殖するということです。アポクリン腺は脇の下だけでなく他の部位にもあるので、それらの部位でもワキガ独特の臭いが発生する可能性があります

ワキガと多汗症の違い

ワキガと多汗症は似ていますが、ワキガはアポクリン腺からの汗によるもで、多汗症はエクリン腺からの汗によるものです。つまり、多汗症の人の汗はほとんどが水分ということになります。

しかし、多汗症だからワキガのような悪臭を放たないとはいい切れません。その理由は、多汗症とワキガを併発してしまうケースが多いから。ワキガと多汗症の原因は違いますが、併発してしまったらワキガ専用のクリームが有効なので試してみてください。

ワキガになる人とならない人の違い

アポクリン腺は誰にでもあるのに、どうしてワキガになる人とならない人がいるのでしょうか?

ワキガにならない人にはワキガの原因となるコリネバクテリウム属の細菌がほとんど見られず、反対にワキガの人にはこれらの細菌が多く見つかります。つまり、ワキガになる人とならない人では、皮膚の常在菌の種類が違うということです。

また、皮膚には表皮ブドウ球菌という常在菌も多く、こちらは多汗症の原因となるエクリン腺からの汗を分解することで「汗臭さ」を発生させます。

男性より女性の方がワキガになりやすい!?

一般的に女性より男性の方がワキガ臭のイメージが強いかもしれませんが、実際には体質的に女性の方がワキガになりやすいそうです。

その理由は、女性の方がアポクリン腺の数が多いから。さらに、女性ホルモンが活発になることでアポクリン腺が開いてしまい、皮下脂肪の多さからアポクリン腺の働きを活発化させてしまいます。つまり、女性の方がアポクリン腺を刺激する要因が多いのでワキガになりやすいということです。

ワキガを引き起こす生活習慣とは

ワキガの原因はアポクリン腺からの汗やコリネバクテリウム属の細菌、あるいは体質遺伝ですが、生活習慣などでもワキガを引き起こすことがあります。

脂肪・動物性タンパク質の過剰摂取

肉類、牛乳、チーズ、バターなどの動物性タンパク質を摂り過ぎると、ワキガの原因となるアポクリン腺を刺激し、汗の量が増えてワキガ独特の腐敗臭が発生しやすくなります。また、脂肪分はワキガ臭を強める皮脂の分泌を増やすため、摂り過ぎには注意が必要です。

ストレス過多

ストレスを感じることでアポクリン腺から汗が出やすくなります。また、ストレスによる自律神経の乱れから臓器機能が低下し、体内にたまった老廃物が汗腺などを通じて排出されるため、ワキガ臭が強まってしまいます。ストレスはため込まず、上手に発散する方法を見つけましょう。

肥満

肥満体質の人は、臭いのキツイ汗を大量にかく傾向にあります。また、痩せている人より熱をため込んでしまうので、体温を下げるために大量の汗をかきます。さらに、肥満体質の人はアポクリン腺を刺激する脂肪や動物性タンパク質を過剰に摂取する傾向にあるので、注意しなければなりません。

脇毛の手入れ不足

脇毛が生えていると脇の下が蒸れて菌が増殖しやすい環境ができ上がり、ワキガ臭も強くなってしまいます。脇の下の手入れはこまめに行うようにしましょう。

ワキガ対策

脇毛の処理

女性なら脇毛の処理は問題ありませんが、男性の中には抵抗がある人もいるかもしれませんね。そんな人は脇毛を短くしてみてください。頭髪用のバリカンについているアタッチメントを活用すれば、簡単に脇毛を短くカットできます。脇毛を短くしただけでも効果を感じられるはですよ!

ワキガ菌をアルコール消毒で減らす

脇の下をアルコール消毒して常在菌を減らしま。全ての常在菌を死滅させることはできませんが、常在菌を減らすことで効果が期待できます。市販のエタノールなどでOKです!

制汗剤・デオドラント剤の使用

脇毛の処理とアルコール消毒をした上で制汗剤やデオドラント剤を使用すれば、さらにワキガ臭を抑えることができます。制汗剤は汗対策、デオドラント剤は臭い対策となり、期待できる効果は異なります。しかし、最近では両方の効果が期待できる商品も増えているので、色々試してみるといいでしょう。

ボトックス注射

汗腺を萎縮させる効果があるボトックス注射は、ワキガや多汗症の保存療法として用いられています。効果は3~6ヶ月ほど続くので、ワキガがひどい人には手間がかからない方法かもしれません。

ワキガ菌を抑えるデオドラント剤とは

ワキガになってしまったら、菌を減らすことと汗の量を抑えることが重要です。デオドラント剤は人によって効果のあらわれ方が違いますが、以下の3つのポイントに留意して選ぶようにしましょう。

ポイント1.殺菌作用

ワキガの原因菌に強力な殺菌作用を発揮する成分が含まれたデオドラント剤を選ぶようにしましょう。有効成分は、イソプロピルメチルフェノール、塩化ベルザルコニウム、トリクロサン、トリクロカルバン、銀イオン、緑茶エキス、柿渋、酸化亜鉛など。特に強力な殺菌作用があるイソプロピルメチルフェノールは、少量でも効果があり、効果の持続時間も長いのが特徴です。

ポイント2.制汗作用

制汗作用のあるデオドラント剤には、物理的に汗を止めたり、汗のベタつきなどを抑えたりする成分が含まれています。有効成分は、塩化アルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、酸化亜鉛、ミョウバンなど。特に、塩化アルミニウムは汗と混ざるとゲル状になって汗腺をふさいでくれるため、抜群の効果を発揮します。

ポイント3.肌に優しい

脇の下は他の部位に比べて皮膚が薄くてデリケートです。しかも汗をかけば蒸れやすく、脇毛の処理で荒れてしまうこともあるかもしれません。ダメージを受けやすい脇の下には、肌に優しいデオドラント剤がオススメです。石油系の界面活性剤、保存料、香料などの有害物質が含まれていると肌トラブルを引き起こしてしまう恐れがあるので注意しましょう。

まとめ

皮膚の常在菌であるコリネバクテリウム属のジフテロイド菌がアポクリン腺から出る汗に含まれる成分を分解することで、ワキガ独特の異臭を放ちます。そこに皮脂腺から分泌される脂肪が加わり、さらに臭いが強まってしまうということが分かりました。

 

ワキガになってしまったら、デオドラント剤を使用するだけでなく、常に脇の下を清潔に保つことが大切です。脇毛をきちんと処理して脇の下が蒸れない環境を保ち、さらにアルコール消毒で原因菌を減らすようにしましょう。もう臭いなんて言われることはなくなりますよ!

 

もちろん、食事やストレスなどの生活習慣も見直す必要があります。動物性タンパク質や脂肪分の摂取が多い人は、大豆などの植物性タンパク質や野菜、果物などもバランスよく摂取するようにしましょう。そして、ストレスをため込まずに発散させることも重要です。

 

どうしてもワキガ臭が気になる人は、専門のクリニックなどを受診してみてください。保存療法だけでなく、アポクリン腺を取り除く手術など、ワキガを根本から治療することも可能です。まずは専門医に相談してみましょう。

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