高血圧

ビールを飲むと血圧が下がる?上がる?飲酒により血圧が変化する原因は?

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このページでは『とりあえずビール』と注文するあなたのためにビールと血圧の関係について詳しく調べてご紹介しています。

実はビールは飲み方によって血圧が上がったり下がったりするんです。

 

そこでビール好きなあなたのために

ビールを飲むと血圧はどうなる?

どういう飲み方をすると血圧が上がるの?

血圧の薬とビールを一緒に飲んでも大丈夫?

などをまとめてみました。

「ビールを飲みたいけど血圧が心配」「血圧を上げることなくビールを楽しみたい」などという人の参考になれば嬉しいです。

 

ビールと血圧の関係は?上がる?下がる?


ビールを飲むと、血圧にとってどんな影響があるかを調べてまとめました。

アルコール度数の低いビールですが、やはりアルコールはアルコール。

 

日常的に飲むのはあまり体に良くないだろうと思っている方が多いでしょう。

メタボや糖尿病など「生活習慣病=ビール」のイメージもあります。

しかし、ビールは飲み方次第では血圧に良く、健康的な飲み物なんです。

 

ではどのようにビールを飲むと血圧が上がり、どのように飲むと血圧が下がるのでしょうか。

健康のことが気になりながらもビールが飲みたい!と思っている方は是非ご参考にしてみてください。

 

適量のビールなら血圧は下がる


ビールの原料には麦芽、ホップ、ビール酵母などが使われています。

これらの原料にはビタミンB群、ポロフェノール、ミネラルなど、実は健康にとって必要な栄養がたくさん。

特にビタミンB群やミネラルは、血液のドロドロ化を防ぐ働きがあり、血流に良い効果があります。

 

ある実験では中ジョッキ1杯程度のビールを飲んだ場合、血流の促進と動脈軟化に作用することがわかりました。

およそ400mlのビールは動脈硬化を予防し、血圧の上昇を抑制できるのです。

 

ビタミンB群はそれぞれが単独で作用するのではなく、相互して体にとって良い働きをする栄養素。

ビールにはB1・2・6・12 ・13・15・パントテン酸、葉酸などのほとんどが含まれています。

 

さらにB 6・12、葉酸は動脈硬化の危険因子の蓄積予防をし、健やかな血管と血圧をキープできます。

 

飲み過ぎは血圧を上げる


適量の摂取は血圧を下げる効果のあるビールですが、飲み過ぎは血圧を上げることになるので注意が必要です。

アルコール30mlを摂取すると血圧が3mmHg程度上昇しますが、ビールに例えると大瓶1本程度。

 

しかし、ビールといえば喉ごしが良く、お酒のおつまみにも合い、ついついゴクゴクと飲み過ぎてしまいがち。

ビール瓶1本なんてあっという間に飲んでしまう人の方が多いでしょう。

飲んでいる席でついついビールを大量に飲めば、アルコールだけでなく、自然と塩分も摂り過ぎに。

 

ビールなんてお水みたいなもの!なんて公言する人もいますが、しっかりアルコールが入っています。

男性はビール大瓶一本を目安に、女性はこの半分程度の量を目安にして飲み過ぎに注意しましょう。

 

過度なビールで血圧が上がる原因


アルコール度数も低く、適度な量は血圧に良い影響があるビール。

特に夏はビアホールやお祭りなど、乾いた喉を潤してくれる欠かせない風物詩でもあります。

 

しかし、過度なビールはアルコールの過剰摂取となり血圧上昇につながります。

それはビールで血圧が上がる原因は一つではなく、直接的な原因と間接的な原因があるからです。

 

ビールそのものを飲み過ぎたらどうなるのか?アルコールが直接体にもたらす影響は?

そしてビールを飲みながら食べるおつまみは?

 

ついつい進んでしまうので塩分を取り過ぎてしまうという間接的に体に起こる影響。

アルコール度数が低いビールだからと安心してしまいがちですが、飲んでいるときは注意が必要です。

 

血管の収縮が高まる


先述した通り、ビールを飲み過ぎると血圧が上がります。

なぜ、ビールにより血圧が上がるのかといえば、過度のアルコール摂取によって血管が収縮されるからです。

 

ビール飲み始めは、体内の酵素でアルコールが分解され、その物質の作用で血管が拡張され血圧は低下します。

しかし、飲酒後しばらく経つと、この酵素が分解されて血管拡張作用がなくなってきます。

 

ある程度の血管収縮作用であれば大きな影響はありませんが、収縮時間や拡張との差が大きいのは問題です。

収縮時間が日常的に長くなると血中の中性脂肪の分解が阻害され、動脈硬化を起こしやすくなります。

 

また、朝は一時的に血圧が上昇しますが、収縮からの差が大きいと心臓への負担があり心筋梗塞などの原因に。

 

おつまみで塩分の取り過ぎ


ビールを飲み過ぎてしまった時は、そこそこ塩分の高いおつまみを食べているケースがほとんど。

喉ごしの良いビールはおつまみとの相性が良く、相乗効果でついついどちらも進んでしまいます。

 

ビールの飲み過ぎでアルコールによって血圧が上がることはもちろん、実は血圧を上げている原因にはこのおつまみの塩分も関係しています。

塩分を摂取すると、血中のナトリウム濃度が上昇。

 

この濃度を緩和するために中枢神経が刺激されて喉が渇き、水分を摂りたくなり、結果血液量が増加。

血液量の増加で血管への圧力がかかり、当然血圧は高くなります。

 

さらに摂取する水分がビールとなれば飲み過ぎてしまい血管は収縮し、より血圧が上がると悪循環になります。

 

 

血圧の薬とビールを一緒に飲むのはNG


血圧の薬を飲んでいる人は、ビールを飲んでいいのかと迷っている人もいらっしゃると思います。

基本的に血圧に異常がある人はアルコールの摂取は控えるように指導されます。

 

しかし、ビールは血圧を下げる効果もあると言われているアルコール。

だから薬を飲んでいても飲んでいいかな、ちょっとくらいはいいかなと誘惑に負けてしまう人もいるでしょう。

 

特にビールはアルコール度数が低いので軽視されがちです。

しかし、薬の服用をしている人はアルコールを絶対に飲んではいけません。

 

これは、アルコールと薬が分解される臓器に関係していますが、その他にもリスクがたくさんあります。

ここでは、なぜ血圧の薬とビールを一緒に飲んではいけないのかについてをご紹介します。

 

血圧の過剰な低下


ビールは適量を飲むと血管を拡張するので、一時的に血圧を下げる効果があります。

血圧の高い人にしてみると、一見嬉しい事実ですが、血圧の薬を服用している時は注意が必要です。

 

血圧の薬といえば、多くの人は降圧剤を処方されています。

降圧剤は血圧を下げる作用のため、少量のアルコールの摂取で血圧を下げ過ぎてしまう可能性があります。

 

一緒に服用した場合、血圧の下がりすぎで頭痛、めまい、異常な眠気などの症状が出ます。

どうしてもビールを飲まなくてはならない場合は、薬の服用との時間を空けること。

 

また、降圧剤を処方された際に担当の医師に必ず相談しておくといいでしょう。

 

副作用を引き起こす可能性が高まる


ビールに含まれるアルコールは、血圧の薬とはとても相性が良くありません。

それは血圧の薬の作用とアルコールの持つ作用が同じで血中の薬の成分の作用が高まるからです。

 

血圧が下がりすぎると、次のような副作用が引き起こるリスクがあります。

①頭がぼーっとして判断力や注意力が落ちる
②あくびが多く出て強い眠気に襲われる
③体がだるくてフラフラしたり疲れやすい

 

これらの症状は階段から落ちて怪我の原因になったり、大事なものを置き忘れてしまったりすることも。

副作用そのものに命の危険がなくても、結果的には大事に至る可能性があります。

 

ですから、ほんの少しだけと思っても、血圧の薬を服用している時はビールを飲むのは避けましょう。

 

アルコールを分解する代謝が弱まる


ビールを飲むと、それに含まれるアルコールは肝臓で酵素によって分解されます。

アルコールは食べ物とは異なり、臓器で消化されずに吸収されるのが特徴です。

2割程度は胃で吸収され、残りは小腸で吸収。

 

これらの吸収されたアルコールは肝臓でアセトアルデヒドに分解されて筋肉や心臓に拡散。

最終的には炭酸ガスと水になるのですが、血圧の薬を服用していると肝臓での分解が阻害されます。

 

なぜならば、薬を分解する臓器がアルコールと同じ肝臓で働きが分散され弱まるからです。

肝臓の働きが鈍ると血液中のアセトアルデヒド濃度が高まり、フラッシング反応が起こりやすくなります。

 

フラッシング反応とは、顔面紅潮、動悸、吐き気、頭痛などの不快な症状。

アルコールと血圧の薬は一緒にしないことが一番です。

 

まとめ


お酒の席では欠かせないビールは国内でも多くのブランドがあり、日本ではお馴染みのアルコールです。

アルコールとはいえ、飲み方次第ではリラックスもできて健康のために嬉しい飲み物。

 

特に暑い夏や疲れた体にググッと冷えたビールを飲むのは最高でとても人気があります。

美味しく健康的に飲むためには血圧との関係や、適切な量、おつまみとの関係などをよく知りましょう。

 

ビールは、身近な飲み物だけに、大切なのは無理をしたり、極端な飲み過ぎに注意することです。

いつもはお酒に強くて大丈夫でも、体調によっては普段より血圧に影響する場合もあります。

 

調子悪いなと思ったら量を調整するなど、自分自身で体の健康を守り、ビールを楽しみましょう。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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