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【りんごで健康生活】風邪予防効果や栄養まとめ│おすすめの林檎は?

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みなさんにとってりんごはどんなフルーツでしょうか?

筆者は実家の親戚がりんご農家でしたので子供の頃から季節になると山のようなりんごを食べていました。そのおかげで実は一時期りんごを受け付けなくなった時期などもあったのです。

しかし長いブランクを経て最近改めてりんごを食べるようになりました。そのきっかけは豊富な品種とりんごの栄養。りんごを食べると風邪知らずと親戚から耳が痛くなるほど諭されていましたが、当時子供の筆者はそんなことにあまり興味はなく・・・。

しかし大人になって改めてりんごの持つ健康パワーに注目していると言うわけです。加えてスーパーにいってみるとりんごにもたくさんの品種があることがわかり、これとこれはどう違うんだろうという興味が湧いたと言うのも大きいですね。

実家では皮がむかれた状態でお皿に並ぶので、それぞれのりんごの品種がどうとか味がどうとかは気にしなかったのですが、今思うと勿体ない事をしていたなと思います。

今回はそんな魅力たっぷりのりんごについてのご紹介です。筆者おすすめのりんごもご紹介して参りますので、ぜひ参考にしてみてください。

なお栄養・効能などについては一般的に言われているという範囲での解説になります。科学的な検証は筆者には出来ませんので、参考程度にお願いします。

 

 

りんごってどんなフルーツ?

りんごの歴史

りんごがいつから人々の生活に密着していたのかは定かではありませんが、トルコではおよそ8000年も前のりんごの化石が発見されています。聖書の中で禁断の果実として扱われているのもりんごです。このように相当古い時代からりんごは人々に親しまれていたのではないかとも考えられています。

具体的に生活に密着し始めたのは17世紀前後に栽培が盛んになってからという見方が強いようですが、りんごははるか昔から間違いなく人類の発展に貢献してきたフルーツのようです。

日本とりんご

日本にはいつごろからりんごが入ってきたのでしょうか?

それは平安時代までさかのぼるとされています。当時入ってたのは和りんごと呼ばれる粒の小さな観賞用目的のりんごであったとか。これは酸味が強く今のりんごのように甘いフルーツではなかったようです。しかし当時の人々にはおやつ代わりに親しまれていたとも言われています。

今盛んに栽培されている西洋りんごが入ってくるのはそこからかなりの時間がたった明治時代。ドイツ人の農業指導者であるガルトネルという人物が 「七重村農場」を北海道の七飯町という町(当時は七重村)に栽培をはじめたのがスタートだったとか。

日本でりんごというと青森のイメージですが、はじめてりんごが作られたのは北海道だったというのはちょっと意外な気もしますね。

りんごの旬

みなさんはりんごの旬、知っていますか?りんごは品種によっても旬にばらつきがあるので一概には言えませんが、だいたい9月頃の秋口から11~12月ごろにかけて品種も続々入れ替わり、さまざまなりんごを美味しく食べられる旬の時期と言えるでしょう。

りんごは他のフルーツと比べると比較的日持ちするので、そういう意味では店先に出回る期間は長めで年を越してもたくさん出回っていることもありますが、品種によっては味抜けていることもあるため、最旬の季節以外に買う場合は品種の旬を把握した上で、旬からずれているものは店員さんに素性を聞いてみる(長く放置されていた売れ残りかどうかなど)といいかもしれません。

栄養満点!美味しいりんごの見極め方・扱い方

美味しいりんごの見極め方

購入してからの食べごろなどはあまり気を遣う必要のなさそうなりんごですが、ちゃんと美味しいりんごや食べごろのりんごというものが存在します。

そもそもちゃんとした農家さんは収穫したりんごをある程度寝かせて追熟させてから出荷したり、樹の上でしっかり完熟させてから収穫したりするのですが、個体差もありますからスーパーで並んでいるりんごの目利きの仕方をお伝えしましょう。

色は艶っぽく濃いものを

色が全体通して艶っぽく濃い色であること。袋をかけずに栽培したりんごはこのケースに当たりませんが、基本的には艶っぽい色のりんごは甘味が強い傾向にあるとされています。このさいにお尻の方が緑でなく黄味がかっていると完熟であるとされ、日持ちはしませんが今最高に美味しい状態だといえるそうです。

香りのよいものを

りんごに限らずフルーツは熟すと香りを発します。りんごにはさまざまな香り成分がありますが、より芳香なものほど食べて味わいも気凝縮されている傾向にあります。

大きさは適度な物を

とっても大きいりんごあるとそれを選びたくなりがちですが、りんごは中くらいのものがおすすめ。あまり大きい個体は味もぼんやりしがち、かといって小さいものはそれはそれでよくありません。

ただし重さはしっかりとあった方がよく、軽く叩いてコンコンと良い音がすると鮮度の良いりんごの証拠です。

 

 

りんごの持つ栄養・効能をご紹介!


"An apple a day keeps the doctor away"という外国のことわざがあります。直訳すれば"毎日ひとつのりんごが医者を遠ざける"となり、つまりは医者いらずという意味を持つことわざですが、それほどまでにりんごは栄養価の高いフルーツとして昔から認められてたわけです。

皮もしっかり食べて健康に

りんごの皮にはペクチンと呼ばれる水溶性の食物繊維とポリフェノールが豊富に含まれています。どちらもアンチイジングやダイエットといった美容効果が期待出るだけでなく、生活習慣病にも効果を発揮する成分です。

コレステロールを低下させたり活性酸素の除去に役立つなど、定期的に摂取したい成分と言えるでしょう。特にりんごにはリンゴポリフェノールというポリフェノールが含まれており、光による老化を防ぐ効能が期待されているんですよ。

有機酸で疲労回復

クエン酸やリンゴ酸といった有機酸をたくさん含んでいるりんごは疲労回復に役立ちます。乳酸を減らして肉体的な疲労を和らげるほか、腸内環境もよくしてくれる効果が期待出来るのはうれしいですね。

豊富なりんごの品種!オススメは?


りんごの品種は多岐にわたり、ブランドなども含めれば網羅できないほどたくさんのりんごが市場に出回っています。今回は筆者が実際に食べた中で特に印象に残っているりんごを羅列する形で品種を紹介します。

数あるりんごのなかでも意識的に記憶している印象深いりんごをご紹介して参ります!

紅玉

紅玉は一昔前まではりんごといえば紅玉と言われたくらいにメジャーだった品種です。近年さまざまな品種の台頭によって手に入りづらくなるほどまでに市場から姿を消しつつありました。

もともとはアメリカから明治時代に入ってきた品種で、少し小ぶりで艶のある赤色が特徴です。味わいは甘みもありますが酸味も強く、荷崩れしにくいため加工用に適しており、特に製菓用に愛用する方も多い品種です。

その多くが青森県で作られており、次いで長野県でも多く作られています。9~10月ころが旬となっており、りんごの中では比較的早い段階から出回るりんごです。筆者もコンポートやアップルパイを作る際には紅玉にこだわってスーパーなどで探し出すようにしています。

ふじ

りんごの品種のなかでもおそらく現在最も多く出回っているもののひとつがふじです。「国光」と「デリシャス」を交配してつくられたりんごで、今や世界でも最も多く作られている品種だと言われています。

300~400g程度の中玉からやや大玉の個体が多く、味の個体差もばらつきがあり、蜜が入って糖度がしっかりあるようなものは選別されて贈答用などにまわされることも多く、スーパーなどでもひときわ気を遣って選らんで買いたい林檎とも言えます。

果汁が豊富でジューシー、甘さと酸味のバランスがとれていてしっかりとした歯ごたえが人気です。保存性が高いのもよくつかわれる理由の一つですが、一方で市場ではいつ収穫されたものなのかが判断しづらく、中には味が抜けてしまっているようなものも散見されるため、買う時はコンコン叩いたり重さを確認して、ハリのあるズッシリしたものを選ぶようにしたいですね。

サンふじ

ふじの中にサンふじという名のついたりんごがあります。これは袋をかけずに栽培したふじを指します。袋かけしないと日光を直接たくさん浴びるため、見た目は悪くなりますが甘みが増して濃厚な味わいに仕上がります。

葉とらずふじ

サンふじほどみかけることはありませんが、葉とらずふじもふじの栽培法の一種で、その名の通り葉を取らずに栽培します。これによって日光のあたりにムラが出ますが、ついたたまの葉っぱからたくさんの養分をもらうため食味がよくなると言われています。

陸奥

「ゴールデンデリシャス」と「印度」の交配によって青森で生み出された品種です。

赤と緑の二色が存在するりんごで、それというのも基本的には収穫の一週間前に日光にあてて赤くさせていくのですが、あえて袋をかけたままで緑の色を残すものもあるんです。中にはピンク色の美しい色合いを出しているものもあり、同じ陸奥でも味わいには差があります。

基本的には甘味の中にしっかりと酸味ののった味わいと、独特の香りが特徴のりんごです。袋をかけず真赤になったサン陸奥は甘みも強く感じられますね。

絵文字りんごといって紅い陸奥にはシールを貼って着色させた特殊なバージョンも存在しており、贈答用などに人気を高めています。

シナノスイート

長野県果樹試験場で「ふじ」と「つがる」を交配して生まれた品種で、長野県オリジナルのりんご3兄弟の一種類です。

果実は大きめで300gを超える大玉りんご。果汁も多く、糖度は15度前後で酸味がおさえられているため甘さを感じやすいジューシーなりんごになっています。10月頃から出回り始め、11月頃が最旬。その後12月頃まで比較的長い間出回っている品種で、スーパーなどでもよくみかけるのではないでしょうか?

甘くてジューシーなシナノスイートはとってもキャッチーで分かりやすい味わいなので、そのまま食べるのにとても適していますね。

ぐんま名月

以前その名前にひかれて購入してとても美味しいなと思った品種です。その名の通り群馬生まれのりんごですね。

色は黄緑から黄色、日光の当たり方によっては赤色になる部分もあります。糖度は15度前後でとてもジューシーな味わいが特徴です。蜜が入りやすいので見た目も美味しそうに見えるのもうれしいポイントですね。

生産地はやはり群馬が中心で、次いで長野などでもたくさん作られています。10~11月ごろの一か月間の比較的短期間だけ出回る品種で、というのもほかの品種と比べて貯蔵性が低く、収穫後なるべく早く食べることが推奨されているりんごだからです。そういう意味では希少性の高いりんごとも言えますから、見かけたらぜひ試してみてくださいね。

江刺りんご

江刺りんごは品種ではなく岩手の江刺で作られているブランドりんごです。りんごそのものの品種ではありませんが、最近食べたりんごの中でとりわけ感動したのでご紹介します。

石灰とリン酸分の多い土壌が広がり、昼と夜の気温差が激しい江刺はりんご作りに適した土地で、非常に甘みが強く香りも芳醇で奥行きのある味わいは思わず笑顔になる美味しいりんごです。

江刺りんごはJA江刺の定めた基準をクリアしたもののみがその名を冠することが出来ます。等級が5段階に分けられており、全体の1%にあたる特選の初競りでは一箱100万円以上の高値が付くこともあるほどです。

10月頃を目途に出荷されるので、もし見かけることがあったら少し高めですがぜひ試してみてほしいですね。

奇跡の林檎

映画化や舞台化されたことでも有名になった木村秋則さんの作るりんごは奇跡のリンゴと言われています。

通常りんごは無農薬栽培が著しく難しく、加えて日本の温かく湿気の強い気候はただでさえ無農薬向きではないとされています。木村さんは長年の研究の末、無農薬でりんごを栽培することに成功し、今では予約が殺到してなかなか手に入らないりんごになりました。

このりんごが完成するまで、一時期収入が0になったこともあるという木村さんですが、決して無農薬栽培をあきらめることなく改良を加え続け10年以上の歳月をかけて軌道に乗り始めたと言います。

あまりにも稀少なため筆者も食べたことのないりんごですが、世界的にも称賛される無農薬栽培のりんごをぜひ一度は食べてたいものですね。

りんごの知ってて得するアレコレ


最後に少しだけりんごにまつわる知ってて得する情報をご紹介します。

リンゴの切り口の変色を防ぐ

りんごは一度切ってしまうと、切り口がすぐに酸化し変色して茶色くなってしまいます。これは酸化酵素と呼ばれるものによる作用で、フルーツの中にはこの影響を受けやすいものが多いですが、りんごは特に変色がきつく、しかもすぐにおこってしまいます。

これを防ぐには塩水かレモン汁を用いましょう。味をあまり変えたくなければレモンの切り口をりんごの切り口にこすり付けてラップで乾燥しないようにピッチリまいておけばOK。

カットして皮をむいたりんごは塩水につけることで変色をおさえることが可能です。

表面のベタベタは完熟の報せ?

りんごを触ると表面がベタベタしているのを感じたことがありませんか?筆者も昔はワックスや農薬だと思ってベタベタする個体を裂けていたことがありましたが、実はこれはりんごそのものから発せされるものなんです。

リンゴは成熟すると不飽和脂肪酸としても近年注目をあびているリノール酸・リノレン酸が生成され、これが皮の成分との化学変化で皮膜のような形で天然ワックスが作られりんごを守っているのです。

これによってりんごから水分が揮発していくのを抑えることが出来ると言うわけなんですね。つまりベタベタは悪いものでなく、それどころかりんごを保護する役割も持っていたと言うわけなんです。

ちなみにベタベタが気になる方はヘタに洗わずに清潔な布巾でゴシゴシこすってみてください。まるで革製品をワックスで磨き上げた時の様に綺麗にピカピカなツヤを生み出してくれるはずです。

りんごの蜜

りんごは蜜があると美味しいと言われますが、これは本当なのでしょうか?

答えはそうとも言えるし間違っているとも言える、といった微妙な感じです。そもそもりんごの蜜の正体はソルビトールという糖質アルコールです。これは葉からりんごの実へ送られる成分で、一定量までは実の中で糖分に変換され蓄積されていきます。しかし、一定量を超えるとソルビトール自体が水分を蓄え果実中に堆積します。この水分とソルビトールこそが蜜の正体というわけです。

つまり蜜自体は甘さを持っていないのですが、蜜が入っていると言うことは限界まで果実が甘さを持っていると言う証拠でもあるわけです。蜜の入りやすさは品種によっても異なるので一概に蜜の有り無しが美味しさに繋がるとは言えませんが、ひとつの指標となることは間違いないでしょう。

蜜の入りやすい代表的な品種はサンふじや北斗など、一方でジョナゴールドなど完熟しても蜜がほとんど入らない品種もあります。蜜に関しては参考までにどうぞ。

りんごの出す成長ホルモンを活用

りんごはエチレンガスという成長ホルモンをふんだんに放出しています。そのため一緒に野菜やフルーツを置いておくと熟成が早く進み腐りやすくなります。

一方でキウイや未熟な洋ナシなど、一部完熟に時間のかかるフルーツなどは一緒にポリ袋に入れることで素早く熟成させることも可能です。コントロールするのが難しいのでこまめにチェックする必要はありますが、気になる方はお試しあれ!

ちなみにじゃがいもの芽の発育を抑える効能もありますので、じゃがいもを日持ちさせたい場合にもオススメですよ。

 

 

りんごをたくさん食べよう

りんごってなんとなく身近なフルーツ過ぎて、積極的に食べようと言う意思が働きづらい気がするんですが、こんなにも奥深い魅力的なフルーツでもあるんです。

中にはとっても貴重なりんごも存在しますし、品種による味の違いもとても面白いですよね。みなさんもぜひ色々なりんごにチャレンジしてりんご博士を目指してみてはいかがでしょう?

身近なフルーツだけにちょっとした豆知識としても便利なハズですよ。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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