健康

しもやけの対処法と予防策まとめ│症状・原因・種類

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冬場になると手先や足先がジンジンと痛んだりかゆくなったりすることってありませんか?筆者はちょうどいまその真っ最中。普段比較的立っていることが多いのですが、家に帰ってこたつなんかに入ると急激に足先がかゆくて痛くてたまらなくなります。

皆さんもご存知、この症状はしもやけと呼ばれています。筆者は小学生くらいの頃必ず冬場になるとしもやけを経験していましたが、ここ数十年それを感じることはありませんでした。

しかし久しぶりのしもやけとの再会になつかしさを感じるのもつかの間・・・やはり痛い!かゆい!と思っていろいろな対処法や原因について調べてみました。

今回はそんな実体験を踏まえて、試してみた対処法のきき具合や、巷で言われているしもやけの対処法や予防法などをまとめてみました。効果には個人差もありますので、一概に鵜呑みには出来ませんが、同じ悩みを共有する方に少しでも手助けになれればいいなと思います。

しもやけが出来る前に・・・予防策を学ぶ


まずは下のリストを見てください。この中にあてはまる人は一般的にしもやけが出来やすい人と言われています。

 

  • こども
  • 女性
  • 冷え性
  • 細身のブーツやヒールを履く人
  • 水仕事を頻繁にする人
  • 湯船につからない人
  • 痩せている人
  • 家族にしもやけ経験者がいる人
  • 貧血持ちである

 

筆者は4つも当てはまってしまいました。当てはまる数が多いほどしもやけになりやすい状態であると判断できるでしょう。
チェックにたくさん当てはまる人は、しもやけになってしまう前に日頃の予防策をすることでまずはなるべくしもやけになりづらい状態にしていくのが良いでしょう

基本は血流をよくする

しもやけの対策で基本となるのは血流をよくすることです。先ほど挙げたしもやけになりやすい人は裏を返せば血流が悪い傾向にある人の特徴です。

このような状態を改善することでしもやけを予防することが可能です。具体的にどのようなことをすればよいのかも念のため確認してみましょう。

塗れた状態にさらさない

小さなころ、雪合戦をしたりして雪遊びをして帰ってくると気づくとしもやけになっていることがよくありました。それは血流がもともと悪いこともあったのでしょうが、その上に手足を濡れたままにしておいたことが原因にあったようです。

雪遊びに限らずとも、洗い物をした後とか、手袋靴下をしたままで軽く汗をかいたのをそのままにしておくとか、大人になっても寒い状況下で手足を湿らせた状態にしておくシーンはいくらでもあります。

湿った状態になると皮膚が気化熱によって体温を奪われしもやけが出来やすくなります。水仕事をした後はしっかりと手をふく、靴下や手袋はこまめにとって乾かしたり、家に帰ったらすぐ手足をふいて湿気を取るなどしましょう。

濡れた衣類なども同様、寒い時期に体を濡らしたままにしておくとそれだけで体温を奪われて血流も悪くなってしまいます。しもやけに限らず風邪予防などにも大切なことです。

防寒をしっかりする

基本はとにかく防寒対策をしっかりとすることです。帽子やマフラー、手袋に少し厚手の靴下をしっかりと装着することで底冷えを減らして血流を維持します

ソックスなどはあれば五本指のものがあるとなおよいですね。通常の靴下だと五本の指がそれぞれきゅうくつな思いをして身動きがとれなくなるので血流が悪くなる原因になります。また、足は意外と汗の出やすい部位ですから、むれる可能性も高くなってしまいます。

一本ずつ動かせる五本指ソックスは靴の中でも自由に動かせて血行を維持してくれる上に素材によっては通気性も良くなってむれる心配もなくなります。筆者も早速購入して実践してみましたが、しもやけが足に出来やすい人はこれだけでもだいぶ楽になります。ただこれですぐに治ったりするわけではないのでご了承ください。

水仕事はゴム手袋着用

水仕事の多い筆者はあまり手のしもやけにかかったことはないのですが、それでも冷たい水を受けながら洗い物をしていると明日しもやけになるかも・・・と思うことも少なくありません。今のうちになにか対策出来ればな・・・と思っていたらゴム手袋がいいという情報をゲットしました。

ゴム手袋をして洗い物をすると手荒れも起こりにくくなるので一石二鳥。少し集めのゴム手袋を使えば水洗いでも冷たさは軽減されますし、直接水や洗剤が当たらない分皮膚の油分を落とさず、手をケアしながら洗い物が出来るのはうれしいですね。

マッサージする

血行を良くするためにスキをみて定期的に自分で足の裏をマッサージしましょう。足全体を入念にマッサージしているだんだん足の血流がよくなるのが感じられます。すでにしもやけになっていると少しかゆみが出てきたりもするのですが、血流が良くなっているという証拠と言えそうです。

多少手間はかかりますが、ぜひ取り入れてみてください。

しもやけが出来た時の対処法

では続いて筆者のようにしもやけが出来てしまった人はどうすればよいのか、その対処法をおつたえします。

あらかじめ言っておくと、実際に一通り試してみましたが、劇的に効果のある改善法はありません。皮膚に症状が出てしまっているので、改善を早める効果はあってもすぐに治癒する方法なんてないんですよね・・・。わかっていてもしんどいですが、やらなければもっと長引くかと思うと、やらないよりはやった方がいいかなと思います。

ビタミンEを摂取する

いきなりしもやけの改善にビタミンEが良いと言われてもピンとこないかもしれませんが、要はしもやけを予防するのも治療するのも原理としては血流を良くして身体の冷えを改善する事がいちばんです。

ビタミンEは血行をよくするはたらきのある栄養素で、不足すると冷え性気味になります。つまりビタミンEが不足している状態はしもやけになりやすい状態だと言い換えることも出来るわけです。

もし冬場に栄養が偏っている覚えがある方は、まずビタミンEを摂取して体質を改善するところからはじめましょう。

ビタミンEが豊富に含まれている食材としては、モロヘイヤ、ウナギ、ナッツ類、イカ、赤パプリカ、アボカド、カボチャ、めんたいこ、ほうれん草などが挙げられます。ホウレンソウやカボチャ辺りは冬場でも積極的に摂取しやすい食材だと思いますので、冷え性気味だなと感じる方はぜひ食事に取り入れてみましょう。

ちなみにビタミンEは過熱に弱いと言う弱点があります。その点では生で食べられるアボカドやナッツ類を摂取するのも効果的ですね。

βカロチンとビタミンCも忘れずに

βカロチンやビタミンCはビタミンEの吸収を助けてくれる栄養素です。ビタミンCはバランスよく食事をとれば意外と問題なく摂取出来ますが、意識的にとるならフルーツがオススメです。意外と知られていませんがグレープフルーツなんかは冬場が一番美味しいので、ぜひ生で食べてみてください。

βカロチンはおなじみのにんじんに含まれているほか、モロヘイヤもとても多く含んでいます。ほうれんそうもそこそこありますが、全食材中でもモロヘイヤのβカロチン含有量は高めなので、実は非常に冷え性対策向けの食材と言えます。

お湯と水を交互に当てる

民間療法的だなと思いつつ意外に効果を感じたのがこの方法です。

まずはバケツに40度前後のお湯を張ります。お湯に3分ほどしもやけの患部をつけ、そのあとに水に30秒ほどつけます。これを何度か繰り返すと、自律神経に刺激があたえられ血管の収縮機能が正常化され血行がよくなるため、治るのが早くなるという仕組みです。処置した後はしっかりタオルで水気を切るのを忘れないようにしてください。

軟膏を塗る

最もお手軽で効いた感じがするのが軟膏を塗る方法です。薬局に行けばいろいろな軟膏が売っていますが、しもやけに効く軟膏は意外に多いそうです。これは種類も豊富なので直接薬局の薬剤師さんに訪ねて、自分の症状に一番効果のある軟膏を選んでもらうようにしましょう。

くれぐれも素人判断で適当なものを使わないようにした方が良いです。よけいに悪化させてしまう可能性もありますからね。

しもやけとはどんな症状?原因は?

しもやけとは?

しもやけは寒さによって血流が滞ることで、手足の先が赤く腫れてかゆみや痛みを伴う症状です。昼と夜の寒暖差が激しければ激しいほどこの症状はおこりやすいと言われています。しもやけは立派な皮膚病の一種として考えられる立派な病気なんですね。

しもやけというと筆者的には足先が一般的な印象でしたが、手先はもちろん鼻や耳の先端にも起こり得るそうです。加えて足や手の全体が腫れあがるような比較的重度の症状がおこることもあり、その症状の出方や辛さは個人差があるようですね。

筆者の経験上では普段でないところに突然できるようなことはないように感じますので(足の指でも必ず同じ指にできる)おそらく他の部位と比べてもともと血流が悪いなどの理由がありそうです。

重症化すると大変なことになる可能性もある症状ですが、基本的には適切な処置をほどこせばすぐによくなります。どうしても痛みやかゆみが我慢できなければすぐにお医者さんにかかった方が良いでしょうね。

しもやけの原因

さきほども述べたようにしもやけの原因の基本は血流が滞ることにあります。

血流の停滞が影響しているので当然といえば当然ですが、冷え性の方におこりやすい症状で遺伝的な性質も影響していると言われています。また、手足の湿度も影響することがあり、寒い時期に湿ったままの状態で放置するとしもやけになりやすくなります。

急激な温度差もしもやけの原因の一つで、寒い場所からいきなりこたつに入ったりしても症状を悪化させたり、発症を招くことがあるようです。筆者はまさにやってはいけないことをしていたようですね。女性ですと細めのブーツなどで足を締め付けたりするのも血流を悪くする原因になります。女性の場合はもともと冷え性持ちの方も多いでしょうから、相乗効果でしもやけが出来やすくなると考えられそうですね。

しもやけの症状は2種類ある

しもやけというと幼少期のこどもに起こりやすいイメージですが、女性や青年期にも十分に起こり得る症状なんです。

幼少期の頃は樽柿型と呼ばれる手足全体がぷっくりと熟れた柿のように腫れあがるしもやけにかかりますが、大人になると多形滲出性紅斑型という一部が斑点のように赤くはれる症状がみられるようになります。筆者はまさに多形滲出性紅斑型のしもやけに陥っています。

しもやけと似た別の病気に注意


しもやけがなかなか治らないなんて思っていたら実は別の病気で、とてもおおごとになってしまったという例もあるようです。しもやけであれば放っておいても数日から一週間程度で症状は治まりますが、しもやけに似た症状の病気の中にはなかなか治らないものもあります。違和感を感じたらすぐにでもお医者さんに相談するようにしてください。

凍傷

凍傷はしもやけの強力版のようなものです。マイナス4度以下の極寒の状況下で発症し、皮膚がただれたり壊死したりして最悪は患部を切断することになってしまう恐ろしい症状です。

基本的に凍傷になるような状況下にいれば心当たりはあるかと思いますので、あきらかに異常な寒さの中にいたあとでしもやけのような症状が出たら念のため調べてもらった方が良いかもしれません。

クリオグロブリン血症

体温が低くなることで血液が固まって血管を傷つけ、そこが炎症を起こすことで痛みやだるさを引き起こす症状をクリオグロブリン血症といいます。基本的には寒さ対策をしっかりすることで予防することが出来ます。

レイノー病

寒さで末端の血流が悪くなることで青紫色になってしまう症状です。手足の先の感覚がなくなり痺れたような状態になります。痛みを伴うようなこともあるようです。

膠原病

臓器に炎症がおこることで様々な障害が現れます。これを膠原病と言います。膠原病にはさまざまな症状がありますが、中でもエリテマトーデスとシェーグレン症候群と呼ばれる症状はしもやけに似た状態を引き起こします。

これらの症状としもやけの違いは、しもやけが手足などの末端に主に起こるのに対して、エリテマトーデスとシェーグレン症候群は全身や頬などにも発疹のようなものが起こりますので見分けはつくと思います。

しもやけと似た症状は寒さ由来でおこるものとそうでないものがあります。寒さ由来でおこるものは本的には防寒対策などしもやけと同じ対処法になってきますが、寒さ由来でない場合は早めにお医者さんに診断してもらうようにしたいものです。

なにか違和感があったら、たかがしもやけと思わずに病院に行くと言うのも大切かもしれませんね。

しもやけのつらさを軽減しよう

いかがでしたでしょうか?しもやけって出来ない人にはなかなか理解してもらえないんですけど、出来る人にとっては本当につらい症状ですよね。じっとしてると患部がジンジンしてきてたまらなくなってしまったりとか・・・。

今回ご紹介したような方法で少しでも症状が改善されれば幸いです。もし本当につらかったり、症状がよくならない、悪化したということがあればすぐさま病院へ向いましょう。しもやけも悪化させると危険な病気と言われていますからね。

それでは、寒い日は暖かくしてお過ごしくださいね。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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